ビットコインライトニング 米コインベースが導入
ついに実現
米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは新たにビットコインのライトニング・ネットワーク(Lightning Network=LN)へのサポートを開始した。送金時間及び手数料の削減というメリットがある。
コインベースによるライトニング・ネットワークの導入について、コインベースのプロトコル専門家であるViktor Bunin氏がLN統合の実現可能性を調査し始めてから1ヶ月後の決定となった。
多くのビットコイン支持者は以前からLNの取引所サポートを提唱していたが、LNの資金チャネルの確保などの課題点もあり、コインベースやバイナンスによる採用は最近になって実現するようになった。
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ライトニングネットワークとは
ビットコインのトランザクション処理能力を解消するため、レイヤー2を利用したオフチェーン技術のこと。ライトニングネットワークを導入すれば、混雑しがちなブロックチェーンの外で取引を行うことができ、取引の高速化や手数料削減につながる。取引の高速化や手数料削減が実現すれば、少額決済が行えるようになるため、それによって新しい商品やサービスが生み出されることも期待されている。
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