野村證券、暗号資産コミュニティ「KudasaiJP」と連携 Web3学習アプリを強化 デジタル証券普及の布石に

投資家、ビジネスの裾野拡大へ

国内最大級の暗号資産コミュニティ「KudasaiJP」を運営する株式会社Kudasaiは20日、野村證券株式会社との連携開始を発表した。野村證券が2023年5月にリリースしたWeb3学習アプリ「Web3ポケットキャンパス」のコンテンツ拡充を目的とする。

Web3ポケットキャンパスは、iOSとAndroidで利用可能で、ビジネス活用を前提としたWeb3やブロックチェーンの知識を体系的に整理するカリキュラムや学習支援機能を備えている。トークンを使用した資金調達の検討、プロジェクトの立ち上げや推進の入口としての利用など、企業向けの活用も視野に入れている。

デジタルデータ(トークン)で有価証券(セキュリティ)を取り扱うデジタル証券、その普及を見据えた動きでもある。野村證券は2021年から複数の「不動産セキュリティ・トークン」の引き受けを行ってきた。

株式会社Kudasaiのプレスリリースには、「セキュリティ・トークンによる資金調達機会が増える中で、投資家および発行体のすそ野を広げる活動につなげていくにあたり、事業会社内でのWeb3に関する知識獲得の機会や有識者層の拡大が急務と考えており、学びの機会をさらに深め、加速していくために株式会社Kudasaiと連携いたします」と記されている。

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専門企業のレポートを活用

「KudasaiJP」は、Web3や暗号資産に関するさまざまな分野のプロジェクトを牽引する人々を招待し、3年間で200件以上の勉強会や記事の制作、メディア出稿などを展開してきた。

この経験と知見を活かし、「Web3ポケットキャンパス」では、Web3の新参入者向けに、業界のトップ企業、例えばAlchemyやセキュリティ専門のSlowMistが提供する最新のリサーチレポートや教材を取り入れた教育コンテンツを提供する予定だ。

Kudasaiは、「最新の情勢を含めたコラムの提供を行い、Web3ユーザー側の目線を取り入れることで、よりユーザーに寄り添ったアプリケーションの構築を目指す」との方針も示している。

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