ビットコイン続伸でマラソンなど仮想通貨関連株も続伸|6日金融短観
12/6(水)朝の相場動向(前日比)
伝統金融 テック株反発
- NYダウ:36,124 -0.2%
- ナスダック:14,229 +0.3%
- 日経平均:32,775 -1.37%
- 米ドル/円:147.1 -0.03%
- 金先物:2,037 -0.2%
- エヌビディア:465ドル +2.3%
- テスラ:238ドル +1.3%
本日のNYダウは小幅に続落したが、ナスダックはエヌビディアなど大型IT株への買いでプラスに転じた。
昨夜は10月の米求人件数データが発表され、労働市場が冷え込みつつあることが再び示された。件数は、9月の935万件から873.3万件に減少し、予想の930万件を大幅に下回った。来週木曜日FOMCによる再びの利下げ据え置きを正当化するデータと見られる。
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なお、次のCPI(消費者物価指数)データと、FOMCの金利発表も来週予定されている。
本日の主な市場材料は以下数点。
- 10月の米求人件数 2021年3月以来の低水準
- 11月の米非製造業(小売業やサービス業)総合景況指数 10月の51.8から52.7に上昇 拡大ペース加速
- 米国債相場上昇 2024年リセッション回避のための利下げ転換を期待
- ドル円=147.1円 米求人データ受け一時146.5円まで下落
- ビットコインが44,000ドルに続伸
今週以降の重要経済指標・イベント
- 12/6(水)22:15 米11月ADP雇用統計
- 12/8(金)22:15 米11月失業率
- 12/12(火)22:30 米11月消費者物価指数(CPI)
- 12/14(木)4:00 米FOMC政策金利発表
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仮想通貨関連銘柄 大幅高
- コインベース|140.2ドル(-0.6%)
- マイクロストラテジー|577ドル(+2.5%)
- マラソン|15.2ドル(+2.8)
- ライオット・プラットフォームズ|15.1ドル(+0.9%)
主要な仮想通貨関連株はビットコインが44,000ドルに続伸したことを受け、6日にも続伸した。
ビットコイン採掘大手のマラソンは11月に1,187 BTCを採掘し、700 BTCを経費のために売却した。同社は現在14,025 BTC(6.17億ドル)を保有している。
また、ライオットはビットコインマインイグマシンのメーカーであるMicroBTから、追加注文として66,560ものASICSマシンを購入した。入荷は2024年下半期となり、2025年下半期までに全稼働となり、合計ハッシュパワーは38 EH/sに達する見込みだ。同社の株価は年初来+349.26%上昇している。
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仮想通貨相場 BTC再び年初来高値更新
- ビットコイン:44,327ドル +5.5%
- イーサリアム:2,279ドル +2.2%
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