Flare Network、初期投資家のトークンアンロックを延長 FLR価格20%以上上昇
アーサーからの強気発言も
データ特化型のレイヤー1ブロックチェーンのFlare Network(FLR)は、新たなプライベート調達ラウンドで3500万ドル(52億円)を調達したと発表した。
今回の調達に参加したのは、KeneticやAves Lairを含む既存の投資家であるベンチャーキャピタル企業だ。
出資した企業はFLRトークンのロックアップ期間を2026の1Q(第1四半期)までに延長し、30日の日平均出来高の0.5%を超えないトークンの売却に同意した。FLRトークンの流動性管理を強化する施策だという。
また、「持続的なエコシステムの成長をサポートし、ネットワーク上での開発を考えているビルダーにさらなるインセンティブを提供するために、投資家は、今後2年間のすべてのトークン売却益の少なくとも50%をFlareエコシステムのプロジェクトに再投資することを約束した。現在の市場評価では、再投資の金額は3500万ドルになる」、と説明した。
Flareは昨年10月にも、別の流動性改善策として、2026年1月まで毎月6600万のFLRトークンをバーンすると発表した。
また、BitMEXの創業者であるアーサー・ヘイズ氏は22日のブログで、分散型取引所(DEX)が価格発見の主要な場となるにつれ、オンチェーン・オラクルの重要性が急増するだろうと指摘。そこで一例としてFlareを取り上げたことも投資家に好感された格好だ。
なお、1月には、Google CloudがFlareのバリデータとしてネットワークに参加すると発表した。
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