初心者にもおすすめな取引所
2023年11月現在、最大手資産運用会社ブラックロックが米SEC(証券取引委員会)に申請した「ビットコインETF(上場投資信託)」の話題を背景に、ビットコイン(BTC)価格が上昇しています。
2024年4月頃には4年に1度の「半減期」を迎えるにあたり、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
ビットコインが2009年1月に誕生して以来、半減期は過去4回発生している。現在の報酬量は6.25BTCであるが、2024年4月頃に5度目の半減期を迎えると、採掘報酬は3.125 BTCと文字通り半減します。
日付 | BTC価格 | 報酬 |
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2012/11/28 | 12.31ドル | 50→25BTC |
2016/07/09 | 650.63ドル | 25→12.5BTC |
2020/05/12 | 8,200ドル | 12.5→6.25BTC |
2024/04/28? | – | 6.25→3.125BTC |
2028 | – | 3.125→1.5625BTC |
マイナー(採掘業者)による市場への「供給」量が半分に減少して希少価値が高まるわけですから、半減期相場を見越して需要が現在よりも高まる可能性が高いとすれば、需要が供給を上回り、BTC価格は上昇しやすくなります。
過去の事例では、2020年5月の半減期前には1BTC=8,200ドル前後で推移していましたが、2020年3月に発生した「コロナ・ショック」後のFRB(米連邦準備制度)による大規模金融緩和の影響も合わさり、2020年末から2021年にかけて強気トレンドに。
2021年11月には、過去最高値の1BTC=69,000ドルまで高騰しました。
このように、2024年以降の暗号資産(仮想通貨)相場に期待のかかる中、サービスに優れた取引所選びも重要です。
その点において、東証プライム上場企業SBIグループの子会社が運営する暗号資産(仮想通貨)取引所「SBI VCトレード」は、金融企業としての信頼性は国内屈指であり、ビットコインを含む24種類(2024年10月時点)の暗号資産(仮想通貨)をオンラインで売買できる取引所として人気があります。
SBIグループは、オンライン証券会社の国内最大手である「SBI証券」を筆頭とする大手金融グループです。
今回は、SBI VCトレードの特徴やおすすめの投資方法を解説していきます。
SBI VCトレードの強み
仮想通貨取引所のSBI VCトレードは、豊富な取引種類・手数料・安全性の3つの点で優れています。
取引種類の豊富さ
SBI VCトレードでは、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・XRPなど、主要な仮想通貨24種類(2024年05月時点)を売買できます。
現物取引だけではなく、レバレッジ取引・NFT取引・積立・ステーキング・レンディングなどの取引も行うことが可能です。
国内最安水準の手数料
SBI VCトレードの口座開設をするにあたって、手数料はかかりません。また口座を維持するための手数料や、日本円を入出金する際の手数料も無料です。
仮想通貨販売所の売買手数料は無料(スプレッドあり)となっています。一方、取引所の売買手数料は、-0.01%(メーカー)および0.05%(テイカー)です。
また、上級者向けのレバレッジ(証拠金)取引におけるロスカット手数料は無料です。
人気の3つのサービス
SBI VCトレードでは、ステーキング・レンディング(貸コイン)・自動積立サービスを利用できます。それぞれのメリットとデメリットを解説します。
ステーキング
ステーキングとは、「仮想通貨をSBIに預けると、報酬としてその仮想通貨を毎月少しずつ受け取ることができる」サービスです。元々ステーキングという言葉は、「ステーク(stake)=出資する」から来ています。
SBI VCトレードのステーキングは、特別な申し込みや手続きが必要なく始められます。口座にイーサリアムなどの対象仮想通貨を保有する方は、誰でもすぐに利用可能です。
例えば、年率5%で1ETHをステーキングすると、報酬として毎月約0.003ETHを得ることができます。仮にイーサリアムの価格が30万円だった場合、毎月の報酬は約900円となります。
メリット1:パッシブインカムになる
ステーキングのメリットは、長期保有予定の暗号資産(仮想通貨)を預け入れて放置しているだけで、株の配当金のようなパッシブインカム(受動的収入)になるという点です。SBI VCトレードでステーキングを開始すれば、あとは仮想通貨が毎月少しずつ増えていきます。
仮想通貨はボラティリティ(価格変動性)の高いマーケットのため、中・長期保有前提で暗号資産を寝かせたままにしている投資家や、短いタイミングで積極的に売買を行うのが苦手な人にとっては、ステーキングによる安定利益は魅力的な選択肢といえるでしょう。
ただし、ステーキング中に市場価格が下がる可能性もあるため、できるだけ強気トレンド中に低リスクで運用したいところです。
メリット2:対象銘柄の選定が優れている
SBI VCトレードのステーキングは、イーサリアム・ソラナ(SOL)・カルダノ(ADA)といった人気コインをはじめ、全13種類の仮想通貨をステーキングすることができます。
SBIならではの銘柄選定には定評があり、金融業界に流動性を提供し、グローバルな貿易を促進することを目的とするトークンである「エックスディーシー(XDC)」、国内発のブロックチェーンゲーム銘柄の「オアシス(OAS)」、レイヤー1ブロックチェーンの「アバランチ(AVAX)」については、国内仮想通貨取引所で唯一ステーキング対応しています。(2023年11月9日執筆時点)
メリット3:いつでも解約可能
通常、仮想通貨ステーキングのデメリットとして「途中解約ができない」ことが挙げられます。例えば、相場が大きく変動した時にすぐ引き出しや売買ができず、スピーディに対応できないのは不安要素の一つでしょう。
しかし、SBI VCトレードでのステーキングにはロックアップがありません。ステーキング開始後も、いつでも解約して仮想通貨を引き出すことができます。これは、流動性が何よりも大切な投資家にとっては、非常に大きなメリットといえます。
他の暗号資産(仮想通貨)取引所だと、ステーキング銘柄によっては数週間のロックアップ期間があることも少なくありません。
メリット4:実績公表の安心感
SBI VCトレードのステーキングは、公式ウェブサイトで実績が毎月公表されています。例えば2023年11月は、イーサリアムのステーキング年利率は3.8%・ソラナは7.3%・ポルカドットは16.9%です。
ステーキング手数料(配分報酬の25%)が差し引かれた後の、実質的な運用年率が示されている点も透明性が高く、評価できるポイントです。
貸コインサービス
また、SBI VCトレードでは、ステーキングに似た「貸コイン(レンディング)」というサービスも利用できます。これは「仮想通貨をSBI VCトレードに貸し出し、その期間などに応じて賃貸料を受け取ることができる」というサービスです。
例えば、年利率1.0%で1BTCを2週間貸し出した場合、賃貸料として0.000383BTCを受け取れます。ビットコイン価格が600万円だった場合、2週間で約2300円の賃貸料を受け取れるというわけです。
メリット:全24銘柄を貸し出せる
ステーキングと同様、貸コインもパッシブインカムになる点が魅力です。SBI VCトレードに仮想通貨を貸しておけば、少しずつ自動的に仮想通貨が増えていきます。
貸コインは「長期的に仮想通貨を保有しよう」と考えている方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
ステーキングとの大きな違いとしては、SBI VCトレードが扱うすべての銘柄が貸出できるという点です。なかでも、ビットコインを貸し出して収入を得ることができるのは、魅力的です。
ステーキング未対応の仮想通貨を保有している投資家の方は、貸コインを検討してみてもいいかもしれません。
デメリット:途中解約できない
一方、貸コインのデメリットとしては「途中解約不可」という点が挙げられます。貸出中の途中解約ができないため、相場変動時に臨機応変な対応ができません。
例えば、相場が急激に上昇(あるいは下落)した際に「売りたい」と思っても、貸出中の場合は引き出すことが不可能です。
また、貸コインは「取引所の分別管理の対象外」であることにも注意が必要です。万が一、SBI VCトレードが経営破綻などの状態に陥った場合、貸出中の仮想通貨が全額返還されるという保証はありません。
自動積立(つみたて)サービス
SBI VCトレードの自動積立は、「決まった日に一定の金額で仮想通貨を自動で購入する」サービスです。
例えば、「毎月28日にビットコインを10万円購入する」ことを設定します。すると、SBI VCトレードが自動的に毎月10万円ずつビットコインの購入手続きを行ってくれます。
1回の注文につき積立可能な金額は500円からと、初心者の方でも安心して始められるサービスです(最大200万円)。また積立頻度は「毎日・毎週・毎月」から任意で選ぶことができます。
購入タイミングに悩まない
仮想通貨市場は、株式の新興市場のようにボラティリティ(価格変動性)の高いマーケットです。購入した仮想通貨が翌日に10%下落する、逆に購入を見送ったものが10%上昇するといったことも珍しくない世界です。
そのため「いつ買えばいいのかわからない」といった悩みを持つ方も少なくないと思われますが、SBI VCトレードの自動積立サービスを利用すれば、そのような悩みはなくなります。決まった日に仮想通貨を自動買付してくれるので、迷わずに資産形成を進めることができます。
仮に、自動積立を開始した後に仮想通貨が上昇した場合は、含み益になります。反対に、下落した場合は平均取得コストを下げることが可能です。つまり、どちらのパターンになっても投資家の心理的負担を少なくすることができる「ドル・コスト平均法」というメジャーな投資戦略です。
時間的コストがかからない
自動積立は安定的な資産形成を可能にする投資方法です。しかし「市場の大底でまとめ買い」できた場合と比較すると、当然ながらリターンは低くなってしまいます。
ただ現実は、そう簡単ではありません。良いタイミングで仮想通貨を購入するためには、多大な労力と時間を要することがほとんどです。
具体的には、個別銘柄や仮想通貨市場全体、またマクロ経済の動向などを常時モニタリングすることなどが求められます。
それに対して自動積立投資は、一度設定を完了すれば、あとは市場が上がろうが下がろうが粛々と投資を進めていくことができます。これはドル・コスト平均法ともいわれており、世界中の投資家が実践する投資手法です。
日中忙しいサラリーマンや主婦の方にとっては、時間的なコストがかからない積立投資は、有効な投資方法といえます。
弱気相場では自動積立がおすすめ
2023年11月9日執筆現在、ビットコインが連日のように年初来高値を更新しています。この相場上昇は、2024年4月頃だとされる「半減期」や、ビットコインETFの承認期待などが影響しているといわれます。
一方、マクロ経済には不安が残ります。今後、アメリカで長期にわたって金利が高止まりし続けると、世界的な経済不況に陥ると予測するエコノミストもいます。
「半減期前にビットコインを買いたいが、世界経済が悪化すると価格が下がってしまうのではないか」と悩む人は少なくないでしょう。
上がっても下がってもOKな積立投資
このような状況下では、SBI VCトレードの自動積立が有効な投資方法になるかもしれません。
「今買うか、あとで買うか」を悩むのではなく、「今から徐々に買い始める」ことができます。
購入するタイミングを分散させることで、「購入直後の大幅下落」と「購入しなかった場合の大幅上昇」の、いずれのリスクも避けることができます。
強気相場ではステーキングがおすすめ
一方、強気相場ではステーキング収益を手動で再投資することで複利運用可能なステーキングの活用が投資効率の面で優れています。
ここ数年の仮想通貨市場では、特に「仮想通貨元年」と呼ばれ1BTC=20,000ドルまで高騰した2017年と、1BTC=69,000ドルまで高騰した2021年は強気相場の代表例であり、ビットコインやイーサリアムを含むあらゆる仮想通貨が大きく高騰し、お茶の間でも度々ニュースになりました。
こういった強気相場では「HODL(ガチホ)」戦略、つまり仮想通貨を長期的に保有し続ける投資家が大きな利益を得られる傾向があります。
保有しているだけで得をする
仮想通貨の長期保有を検討している方には、SBI VCトレードのステーキングがおすすめです。ステーキングを利用すると、仮想通貨を保有し続けるだけで報酬を受け取れます。
例えば、1ETHを保有している方が「今後3年間は保有し続ける」と考えているとしましょう。ステーキングを利用しない場合は、3年後もイーサリアムの保有量は変わらないままです。
一方で、年利率5.0%のステーキングを利用した場合は、毎月約0.003ETHを受け取ることができます。つまり、単純計算で3年後(36ヶ月)の保有量は約1.1ETHになっている計算です。
仮にイーサリアムの価格が過去最高値の74万円だった場合、3年間で約7万円のステーキング報酬(利益)を追加で得られることになります。
複利運用が可能
SBI VCトレードのステーキングサービスは、複利運用できる点も魅力です。ステーキングの報酬は毎月自動的に支払われ、そのまま元本に追加されます。
元本が増えると、それに応じてステーキング報酬も増えていくことになります。つまり、長期間ステーキングを続ければ続けるほど、雪だるま式に報酬を増やしてくことができます。
強気相場のなかで、イーサリアムやソラナなど対象の仮想通貨を保有し続ける予定の方は、SBI VCトレードのステーキングがおすすめです。
仮想通貨投資もSBIで
今回は仮想通貨取引所SBI VCトレードの強みや、人気のサービスを解説しました。
SBI VCトレードは、東証プライム(旧称:東証1部)に上場する国内大企業ならではの信頼性や手数料の安さに加えて、優位性の高いサービスを活用しながら暗号資産(仮想通貨)投資できる点が最大の魅力です。
また、安定的に仮想通貨の資産形成を行える自動積立やステーキングサービスも、SBI VCトレードだからこそのメリットが豊富です。気になる方は、SBI VCトレードをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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