Sparkトークン(FLR)の概要
Sparkトークン(FLR)を発行するFlare Network(フレア・ネットワーク)は、高速ブロックチェーンAvalanche、FBA(Federated Byzantine Agreement)コンセンサスプロトコル、およびEVM(イーサリアム仮想マシン)を活用した分散型ネットワークだ。
2017年の設立後、2019年11月にはXRP(リップル)のスマートコントラクト機能の実装を目指し、RippleXと提携している。
F-Assets
Flare Networkはまた、FLR以外にもアルゴリズミック・ステーブルコイン「F-Assets」の発行でも知られる。
F-AssetsはFLRに価値が裏付けされた仮想通貨連動型のステーブルコインとなる。現在XRP(リップル)、DOGE(ドージコイン)、LTC(ライトコイン)、STR(Staker)の4つの仮想通貨のステーブルコインの発行が予定されており、それぞれFXRP、FDOGE、FLTC、FSTRという名称となる。
Flare Finance(フレアファイナンス)
Flare Networkはまた、DeFi(分散型金融)プロトコルである「Flare Finance(フレアファイナンス)」も提供。トレーディング、イールドファーミング、イールドマイニング、クロスチェーンブリッジ、ローン、保険といった6種類の機関投資家向けサービスを提供している。
Flare NetworkにはRipple社の投資部門であるRippleXが出資。21年6月にはGrayscaleの親会社であるDigital Currency Group、カルダノ系列のCFundや、アルゴランド系列のBorderless Capital、またライトコインおよびTerraの創業者などから、計1,130万ドルの資金調達に成功している。