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週刊仮想通貨ニュース(+アジア特集)|独当局の3200億円相当のビットコイン押収やSkyBridge創業者の相場予測に高い関心

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週のニュース

この一週間(1/27〜2/2)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

今週は、ドイツ当局による同国最大規模のビットコイン(BTC)の押収、米資産運用企業SkyBridgeの創業者Anthony Scaramucci氏による相場分析、仮想通貨DEXアグリゲーター「Jupiter Exchange」のJUPトークンのローンチに関する記事が最も関心を集めた。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

「ビットコイン価格の長期的なターゲットは40万ドル」米SkyBridge創業者が半減期後の相場を予測(1/30)

SkyBridge創業者のAnthony Scaramucci氏は、ビットコインの価格は長期的に40万ドルの水準まで上昇する可能性があるとの見方を示した。ビットコインの時価総額は容易にゴールド(金)の時価総額の半分までは達するだろうと予測している。(記事はこちら

ドイツ当局、3200億円相当のビットコインを押収 同国で最大規模(1/31)

ドイツのザクセン州の警察当局は30日、ビットコインを1月に5万BTC(3,200億円相当)押収したことを発表。このビットコインは、海賊版サイトを運営した利益で購入されたものであると説明した。(記事はこちら

Jupiterの独自仮想通貨「JUP」ローンチ、バイナンスなどに上場 価格一時2ドルに(2/1)

ソラナ(SOL)基盤のJupiter Exchangeは2月1日0時に、JUPトークンのエアドロップ取得プロセスを開始。その後、バイナンスやBybit、OKXなどの主要取引所に新規上場し、価格が一時2ドルまで暴騰した。(記事はこちら

金融相場

ビットコイン、前週からの大幅反発で43000ドル台回復(1/30)

この日のビットコイン価格は前日比2.7%高の1BTC=43,558ドルに。アルトコインではイーサリアム(ETH)が前日比1.8%高、ソラナが5.2%高、カルダノ(ADA)が7.4%高となったほか、国内発銘柄ではアスター(ASTR)が6.0%高と続伸した。(記事はこちら

パウエル議長がFOMCで3月利下げの可能性否定 米国株大幅安、仮想通貨相場にも影響(2/1)

この日の市場は米金融政策決定会合「FOMC(連邦公開市場委員会)」に注目。FOMC金利発表後のパウエル議長の発言が嫌気され、NYダウやナスダックは大幅に下落し、2024年に入って最大の1日の下落幅となった。(記事はこちら

膠着状態のビットコイン、大口投資家動向など複数の強気シグナルも(2/2)

ビットコイン価格は前日比2.2%高の1BTC=43,037ドルに。大口投資家動向など、複数の強気シグナルが確認されている。(記事はこちら

アジア特集

香港初のビットコインETF上場申請、中国の老舗大手ファンド「HFM」(1/29)

香港で初めてビットコインの現物ETF(上場投資信託)が上場のために申請されたことが判明。申請企業「Harvest Hong Kong」は、中国で最初(1999年)に立ち上げられた10のファンドの一つである「Harvest Fund Management Co., LTD(運用資産額=2000億ドル)」の香港支社だ。(記事はこちら

VisaとTransak提携、日本以外の145カ国で仮想通貨の法定通貨出金を可能に(1/31)

仮想通貨決済プロバイダーTransakが決済大手Visaの直接送金プログラム「Visa Direct」に参加し、KYC済みのユーザーの仮想通貨による法定通貨出金を可能にした。日本では規制のため非対応となっている。(記事はこちら

「日本でビットコインが普及しない理由」BTC関連書籍の翻訳者・練木照子氏が語る(1/31)

19日に公開された15回目の「Beyond The Price」には、著書『ビットコインスタンダード』などの翻訳者で、ベンチャーキャピタル(VC)「フルグルベンチャーズ」に所属する練木照子氏が参加した。(記事はこちら

「仮想通貨は冬脱却」マネックス3Q決算、コインチェックなど仮想通貨事業が黒字化(2/1)

マネックスグループ株式会社は31日、2024年3月期第3四半期(10~12月)の決算を発表。仮想通貨事業が黒字化し、連結四半期利益は22.8億円となった。(記事はこちら

SBI VCトレードがステーキングサービスにフレア(FLR)を追加 国内初(2/1)

SBI VCトレード株式会社は2月1日、国内初としてフレア(FLR)を「ステーキングサービス」の取り扱い銘柄に加えたことを発表した。利用者は口座内で保有するだけで、手数料25%控除前で年率約7.0%の見込み報酬を得ることが可能。(記事はこちら

アスターがzkEVM版メインネットを2月下旬に起動 6つの初期プロダクト公表(2/2)

分散型インターネット(Web3)の普及拡大を目指すパブリックブロックチェーンのAstar Networkは1日、イーサリアムのレイヤー2として機能する「Astar zkEVM Powered by Polygon」のメインネットを、2月下旬にリリースすると発表。このリリースに合わせ、ローンチキャンペーン「Yoki Origins」も開催される予定だ。(記事はこちら

関連なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

注目のWeb3カンファレンス日程

Web3および仮想通貨・ブロックチェーン関連カンファレンスが世界的に活性化しつつある。本記事では、アジア圏を中心に直近開催予定の大型カンファレンス情報も紹介する。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024

「TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024」はWeb3とAIをテーマとしたイベントで、4月13ー14日に東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催予定だ。

TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2024は、今年の「TEAMZ WEB3 SUMMIT 2023」に続くものだが、OpenAI・ChatGPTの台頭によって注目されるAI分野とブロックチェーン領域の相乗効果の可能性にフォーカスしたイベントである。

公式ページによると、来年の登壇スピーカーは120名超で、VC・投資家や出展企業が併せて200以上となる。なお、出席者は5000人に及ぶ試算だ。

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12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
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