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SBI VCトレードがステーキングサービスにフレア(FLR)を追加 国内初

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

フレアを保有して収益を得る

SBI VCトレード株式会社は2月1日、国内初として暗号資産(仮想通貨)フレア(FLR)を「ステーキングサービス」の取り扱い銘柄に加えたことを発表した。

利用者は、口座内でFLRを保有するだけで、手数料25%控除前で年率約7.0%の見込み報酬を得ることが可能。0.001FLR(0.0034円)という低額からステーキングを開始できる。

出典:SBI VCトレード

ステーキングは、ユーザーが仮想通貨をSBI VCトレードの口座に預けることで、その通貨を毎月少しずつ報酬として受け取れるサービス。一般的に仮想通貨のステーキングサービスには、「途中解約ができない」、「解約申請から資金が戻るまでに時間がかかる」といった制限が設けられる場合が多い。

しかし、SBI VCトレードのステーキングサービスでは、ステーキング開始後でもいつでも解約し、資金を引き出すことが可能である。ロックアップのない柔軟なシステムを採用している。

また、SBI VCトレードはこれまで、FLRの「ラップ・デリゲート代行サービス」を提供し、レンディングを介した投資機会を提供してきた。この代行サービスは利回りが高いと評価されているが、解約の自由度と流動性を重視する投資家からは、途中解約が可能なステーキングサービスへの需要が存在する。

フレア(FLR)は、2020年12月にXRP(エックス・アール・ピー)の保有者を対象に2023年1月にエアドロップされた仮想通貨。初期配布時には総量の15%のみが付与された。残りの85%を受け取るには、ラップ・デリゲートという手続きが必要だった。

この手続きの複雑さを考慮し、SBI VCトレードは多くの顧客にとってハードルを低くするために、FLRのラップ・デリゲート代行サービスを提供してきた経緯がある。

関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説

お肉のカタログギフトが当たるキャンペーン実施

FLRの追加により、SBI VCトレードのステーキングサービス取扱銘柄は10銘柄となり、国内最多となった。※2024/1/31現在、国内暗号資産交換業者のステーキングサービスを対象とした当社調べ

このたびのFLRステーキング取り扱い開始を記念して、SBI VCトレードはFLRを含むステーキング銘柄に関して、抽選で29名に1万円相当のお肉のカタログギフトが当たるキャンペーンも実施する。

SBI VCトレードのステーキングサービスは、特別な申し込みや手続きを要せず、対象仮想通貨を口座に保有しているユーザーなら、誰でも容易に利用開始できる。執筆時点で同社は、イーサリアム(ETH)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、テゾス(XTZ)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、オアシス(OAS)、エックスディーシー(XDC)、コスモス(ATOM)、フレア(FLR)のステーキングサービスを提供している。

ただし、フレア(FLR)のラップ・デリゲート代行サービス(レンディングサービス)に既に申し込んでいる数量に関しては、ステーキングサービスの対象外となることに留意が必要だ。

ステーキングとは

ステーキングとは、暗号資産を保有することがブロックチェーン維持への貢献になり、報酬が発生するという暗号資産ならではの仕組み。Web3時代のパッシブインカムを得る資産運用方法の一つ。

▶️仮想通貨用語集

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