イーサリアム「Dencun」、メインネット実装予定日が3月13日
メインネット決定
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の次期大型アップグレード「Dencun」について、イーサリアム財団は27日、すべてのテストネットで起動成功となり、次はメインネットの実装段階に突入すると伝えた。
メインネットの実装時期は、推定日本時間3月13日22時55分で、エポック「269568」で起動する見込みだ。
これにより、EIP-4844(プロトダンクシャーディング)の導入が実現することになる。
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プロトダンクシャーディングの実装に伴い、レイヤー2のロールアップチェーン上でのネットワーク手数料(ガス代)低減につながる見込み。オプティミズム(OP)、アービトラム(ARB)、最近ローンチされたStarknet(STRK)を含むレイヤー2の取引手数料を最大で1/10にまで低減する可能性があると試算されている。
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