マツダやHIS Astar zkEVMイベント「Yoki Origins」でNFTを販売
マツダ初のNFT展開
日本企業のWeb3展開が続いている。イーサリアムレイヤー2ネットワーク「Astar zkEVM Powered by Polygon」で開催中の体験キャンペーン「Yoki Origins」にて、自動車メーカーのマツダ株式会社が参画することが5日に発表された。
4日には、旅行会社大手の株式会社エイチ・アイ・エスが「Yoki Origins」キャンペーンで、「ご当地VTuber図鑑」と協力し、地域情報を発信するVTuberのNFTアートの販売を開始したばかり。
「Astar zkEVM」は、Astar Network(ASTR)の創設者である日本人起業家、渡辺創太氏によって率いられ、イーサリアムのエコシステム拡張を目的として今年3月に始動したレイヤー2ネットワークだ。ユーザーは「Yoki Origins」キャンペーンに参加し、限定のNFTを入手し、それを独自の組み合わせで昇華させることができる。
マツダ(株)がNFTアート作品を提供するのは今回が初めての試みとなる。マツダのNFTコレクションの第一弾は、同社のアイコニックなブランドシンボルであるロードスターをフィーチャーした作品で、日本のサブカルチャーや美の要素を取り入れたデザインに仕上がっている。
このコレクションは合計10種類で構成され、2種のシークレットアイテムを含む。購入はマツダ専用の「Yo-Port」(カプセルマシン形式の販売機)を通じて行うことができる。
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販売概要
- 公開日時:4月5日 10時
- 価格:0.003ETH(約 1,500円)
- 総量:限定22,222個
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エイチ・アイ・エスはご当地VTuber図鑑とコラボ
株式会社エイチ・アイ・エスは、2022年から「Web3.0・バーチャルプロジェクト」に力を入れており、日本全国の魅力を発信するための新たな取り組みを展開している。
このプロジェクトの一環としてYoki Originsへ参画を決めた。同社は、地域ごとの特色を活かしたVTuberを集めた「ご当地VTuber図鑑」と協力し、これらVTuberのキャラクターをデザインしたトレーディングカードをNFT化。カプセルトイ方式で、2024年4月4日(木)19時より販売した。
エイチ・アイ・エスは、Web3技術を駆使して国内旅行情報の発信力を高め、国内外の観光客に新しい観光地を発見してもらうことを目的としている。各地域への関心を喚起し、訪問者数の増加を促す狙いだ。
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販売概要
- 価格: 1回 0.00065ETH(レート換算:約350円)※クレジットカード利用可
- 販売開始: 2024年4月4日(木)19時
- 販売期間: 2024年4月4日(木)~4月30日(火)
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