週刊ニュース(+アジア特集)|ビットコイン円建て最高値更新、BTC20万ドル到達とドルの関係に関心
今週のニュース
この一週間(10/26〜11/1)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週はビットコイン(BTC)の円建て最高値更新、1BTC=20万ドル到達と米ドルの関係、バイナンス前CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏のイベント登壇に関する記事が最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
ビットコイン、円建て最高値更新 複数材料を市場が好感(10/30)
ビットコインが円建てで史上最高値を更新し、一時11,285,300円(1128万円)を記録(bitFlyerチャート参照)。前回の最高値は、6月上旬につけた11,243,505円で、4カ月以上ぶりに更新した。(記事はこちら)
「ビットコイン20万ドル到達に米ドル崩壊は不要」Bitwise幹部が理由を解説(10/31)
仮想通貨運用企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は30日、米ドルが崩壊しなくても、ビットコインの価格は20万ドルに到達できるとの見方を示した。ドルの崩壊とは、価値が大幅に下落して信用を失うことである。(記事はこちら)
CZ氏が釈放後初登壇、バイナンス年次イベントでAltcoin Daily創設者と対談(11/1)
バイナンスの共同創設者で前CEOのCZ氏は10月31日、年次イベント「バイナンスブロックチェーンウィーク」に登壇。刑期を終えて釈放後に公の場に姿を見せるのは、今回が初めてとされている。(記事はこちら)
金融相場
心理的節目の上抜けに成功すれば、ショートカバー伴い最高値を試しにいく展開も視野|bitbankアナリスト寄稿(10/27)
国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解くレポート。対象期間は10/19から10/25である。(記事はこちら)
ビットコイン7万ドルに迫る、アナリストが米大統領選とFOMCの影響を分析(10/29)
10月28日から29日朝にかけてビットコインは3%上昇し、一時69,872ドルを記録。アナリストのエドゥアール・ヒンディ氏(ティル・キャピタルCIO)は、この上昇が地政学的・経済的不確実性や米大統領選の結果への反応を反映していると指摘している。(記事はこちら)
米ナスダック指数大幅下落 ビットコイン7万ドル台を割り込む(11/1)
この日のビットコイン価格は前日比-4.4%の1BTC=69,186ドルに。米大統領選を控えるなか、続落して7万ドル台を割り込んだ。 (記事はこちら)
アジア特集
ビットバンク初の全国TVCMに ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手を起用(10/28)
仮想通貨取引所ビットバンクは28日、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)で活躍する山本由伸投手を起用した同社初のテレビCMシリーズ「Everybody bitbank」の放映を開始すると発表。新CMは「登場」篇を皮切りに、「セキュリティ」篇、「手数料」篇の全3篇を展開する。(記事はこちら)
ステーブルコイン発行の環境整備か JVCEAが電子決済手段の自主規制団体に(10/30)
仮想通貨の自主規制団体「JVCEA」は25日、団体の名称を「日本暗号資産等取引業協会」に変更したことを発表。詳しく説明していないが、国内でステーブルコインを発行・流通させるための環境整備の一環とみられている。(記事はこちら)
香港証券取引所、ビットコインとイーサリアムの新インデックスを提供へ (10/30)
香港証券取引所(HKEX)は28日、仮想通貨インデックスシリーズを11月15日よりローンチすると発表。アジアの時間帯におけるビットコインとイーサリアム(ETH)の価格について、透明性と信頼性のある基準価格のベンチマークを投資家に提供するものだ。(記事はこちら)
売却準備か ブータン王国、100億円相当のビットコインをバイナンスへ入金(10/30)
ビットコインが再び7万ドル台に復帰する中、ブータン王国政府は29日、約929BTCをバイナンスの入金アドレスに送金したことがわかった。送金理由は不明だが、通常このような取引所への入金は資産の売却を目的としている場合が多い。(記事はこちら)
バイナンス幹部が語る、日本の仮想通貨市場の課題・規制の取り組み・IPOの可能性【独自取材】(10/30)
バイナンスで地域市場責任者を務めるヴィシャル・サチェンドラン氏は、10月にCoinPostの独自取材に応じた。日本に関する内容は、バイナンスジャパン代表の千野剛司氏にも質問に答えてもらっている。(記事はこちら)
「NOT A HOTEL COIN(NAC)」IEO申込開始へ 注目される理由と長期保有のメリットは?(10/31)
本記事では、GMOコインでIEO上場する高級不動産の宿泊権といったユーテリティを持つ仮想通貨「NOT A HOTEL COIN(NAC)」について、主な特徴と投資家が長期保有するメリット、売り圧力などの詳細を初心者向けに解説した。(記事はこちら)
デジタル資産のナショナルインフラ実現へ プログマのSaaS版がリリース(11/1)
三菱UFJ信託銀行が分社化したプログマ(Progmat)社は1日、デジタルアセット発行・管理基盤「プログマ」のSaaS版をリリースし、その導入支援サービスの提供を開始したと発表。この取り組みでは、NTTデータとSBI R3 Japanと連携する。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します