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リップル、ルクセンブルクでEMIライセンス予備承認 欧州決済事業を強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

EU全域展開へ前進

ブロックチェーン決済企業のリップルは14日、ルクセンブルクの金融監督委員会(CSSF)から電子マネー機関(EMI)ライセンスの予備承認を取得したと発表した。

CSSFは承認の証として「グリーンライトレター」を発行しており、これによりリップルは初期段階の規制要件をすべて満たしたことが確認された。

正式なライセンス取得後は、一つのライセンスでEU全域での決済サービス提供が可能になる。リップルは既に世界で75以上のライセンスを保有しており、今回のルクセンブルクのライセンスが新たに加わる。

今回のルクセンブルクでの予備承認は、1月9日に英国金融行為監督機構(FCA)から完全なEMIライセンスと仮想通貨資産登録の承認を取得してから、5日後に実現した。

英国とルクセンブルクの両方で承認を取得したことで、リップルは欧州の2大金融センターで機関投資家向けサービスを展開できる体制を整えた。

EUの仮想通貨資産市場規制(MiCA)は、EU全域で統一された規制枠組みを提供し、2026年7月1日までに仮想通貨資産サービスプロバイダーは完全な認可を取得する必要がある。

リップルはこの規制に準拠した運営を重視しており、規制の明確性が機関投資家の採用を促進すると見ている。

関連:リップル社、英金融行為監督機構から事業認可を取得 決済プラットフォーム拡大へ

950億ドルの取引実績

リップル・ペイメンツは、ライセンス取得済みのエンドツーエンド型国際送金ソリューションとして、顧客に代わって資金フローを管理し、グローバルな支払パートナーネットワークを通じて世界中で迅速かつ透明性の高い決済を実現している。

同社によると、リップル・ペイメンツはこれまでに950億ドル以上の取引量を処理しており、日次外国為替市場の約90%をカバーするまでに成長した。

リップルはブロックチェーンと運用面の複雑性を内部で処理することで、金融機関は独自のインフラを構築・維持することなく、24時間365日稼働するリアルタイム決済サービスを展開できるようになる。

従来の銀行システムが中継銀行を複数経由し数日を要するのに対し、リップルのソリューションは分単位での決済を可能にし、手数料も大幅に削減できるという。

関連:リップル社長、IPO計画なしと再度明言

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