WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

業界キーパーソンがステーブルコインとAI決済の未来を議論|TEAMZ WEB3/AI SUMMIT 2026

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRP Tokyo

4月7日、東京・八芳園で開幕したTEAMZ SUMMIT 2026の併催イベント「XRP Tokyo 2026」で、日本のステーブルコイン・決済分野のキープレーヤーによるパネルディスカッションが行われた。

セッションはステーブルコインと次世代金融をテーマに開催。登壇者は以下の通り。

  • 近藤 智彦(SBI VCトレード 代表取締役社長)
  • 吉田 世博(HashPort 代表取締役)
  • 岡部 典孝(JPYC 代表取締役)
  • 山田 達也(楽天ウォレット 代表取締役)
  • 酒井 良(WebX 代表理事)※モデレーター

山田氏はXRPを含む5銘柄の現物取引を来週水曜から開始すると発表。お客様からのXRPへの需要が非常に強いとし、「ボラティリティも含めて魅力的な銘柄」と語った。

【2026年最新】: 楽天ウォレット、XRPなど5銘柄を現物取引に追加 記念キャンペーンも同時実施4月15日より

楽天ウォレットが4月15日よりXRP・DOGE・XLM・SHIB・TONの5銘柄を現物取引に追加。楽天ポイントとの交換や楽天ペイでの実店舗利用にも対応。取扱開始を記念し、10万円分のXRPが当たるキャンペーンも同日より開催(〜5月15日)。

SBI VCトレード、RLUSDを早期取り扱いへ

SBIグループが取り組むXRPエコシステムとRLUSDの展望を酒井氏が問うと、近藤氏は昨年8月に発表したRippleのドル建てステーブルコイン「RLUSD」の国内取り扱いについて「当局への申請とシステム対応を進めている」と述べた。

日本では現在、海外ステーブルコインに100万円の送金規制が課されており、USDCとの差別化が今後の焦点になると語った。

RLUSDとは

Rippleが発行する米ドル連動のステーブルコイン。米ドルや米国債などの資産を準備金として1:1で裏付けられており、XRP Ledger上で発行される。2024年12月に米国で正式ローンチした。

なお同氏はUSDCについて、3月にレンディングサービスを年率10%で開始したと報告。「投資の文脈でも、グローバルな価値移動の文脈でも活用できるようにしたい」と述べた。

【2026年最新】: SBI VCトレード、USDCレンディングを国内初提供 当初年率10%

国内唯一のUSDC取扱業者であるSBI VCトレードが、2026年3月19日よりステーブルコインを活用したレンディングサービスを国内初提供。当初12週間限定で年率10%、通常時も年率5%を予定。

AIエージェント決済と日本円通貨主権

AIエージェントに実際に金融が乗ってきた場合どのような社会構造になるかと酒井氏が問うと、吉田氏はHashPortウォレットとUSDCを組み合わせたエージェント間(A2A)旅行予約決済が、パブリックチェーン上の商用環境ですでに完了していると明かした。

一方で「自由競争ではドル建て決済インフラに乗る方が楽だが、そのまま進めば日本国内のAI決済がすべてドル建てになり、円の通貨主権が失われる」と警鐘を鳴らした。

決済大手StripeによるステーブルコインプラットフォームBridgeの買収や、MastercardによるステーブルコインB2B決済プラットフォームBVNKの買収など、グローバルでは決済インフラ大手がステーブルコイン事業者を取り込む流れが加速している。「こうした決済インフラを日本円経済圏で作らないと、日本の経済はAI時代に太刀打ちできなくなる」と強調。

今年は法人向け(ホールセール)を最重点領域に据え、日本円ステーブルコイン決済インフラの構築を進める方針を示した。

JPYC、累計取引高200億円超

岡部氏はJPYC発行からの半年を振り返り、AIエージェントの普及ペースが「想定より早く来た」と語った。「ステーブルコインはAIエージェントと相性がよいプログラマブルマネーで、すでに取引の約95%はAIエージェントが行っている」と述べた。

発行額18億円に対し流通が5億円超、累計取引高は約200億円超に達した。X上の月間インプレッションも昨年8月時点の3,000〜4,000万から6,000万超へ伸長、株主優待や実社会での決済など使える場所も増え「広告を打っていないにもかかわらず広がってきている」と手応えを語った。

セッション当日の7日には、お好み焼き専門店「千房」の千日前本店(大阪)と有楽町ビックカメラ支店(東京)でJPYC決済が開始したことが吉田氏からも紹介されている。

【2026年最新】: 円建てステーブルコインJPYC、お好み焼き「千房」で決済開始

JPYCが千房2店舗で4月7日から決済対応を開始。「HashPort Wallet」を使用してレジ横のQRコードを読み取ることで、手数料無料でJPYC払いが可能に。

TEAMZ SUMMIT 2026

TEAMZ SUMMIT 2026は、Web3とAIをテーマとした国際カンファレンス。4月7〜8日に東京・八芳園で開催され、国内外から1万人規模の参加者を見込む。今回は8回目の開催で、メインステージのほかXRP Tokyo 2026(4月7日)、WayToAGI(4月8日)などの併催イベントも実施される。

【2026年最新】:ステーブルコインとは?仕組み・種類・リスク・将来性を徹底解説

ステーブルコインとは、米ドルや日本円に価値を連動させた価格安定型のデジタル通貨です。法定通貨担保型・仮想通貨担保型・アルゴリズム型・商品担保型の4種類の仕組み、USDT・USDC・JPYCなど主要銘柄の特徴、リスク、市場規模、将来性をCoinPostが網羅解説。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/10 土曜日
14:45
リップル、1000億XRPの総供給量を超える不正生成を可能にした脆弱性を修正
XRPレジャーの決済エンジンに、総供給量を大幅に上回るXRPを不正に生成できる脆弱性があった。9月25日公開のxrpld 3.4.1で修正済みで、公開ネットワークでの悪用の証拠は見つかっていないという。
13:42
不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で
KDX STパートナーズが「KDX STアプリ」の個人本会員7002名を調査した。不動産デジタル証券の保有者2391名では株式現物の経験10年以上の層が厚い一方、同証券の投資経験は1年未満が919名に集中した。
13:30
リップル共同創設者、米中間選挙向けに約36億円寄付|仮想通貨団体に反発
リップル共同創業者ラーセン氏が仮想通貨PAC「フェアシェイク」のブラウン上院候補攻撃を批判し、同候補側に400万ドルを拠出した。リップルは同PACへの資金提供継続を検討中だ。
12:00
Blockchain.com、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブの免許を申請
仮想通貨サービス企業のBlockchain.comが、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブを提供するため、CFTCに先物取引所の指定と先物取引業者の登録を申請した。
11:40
タイSEC、仮想通貨現物ETFを解禁 ビットコインとイーサリアムに限定
タイ規制当局は8日、仮想通貨現物ETFの国内組成を認める11本の告示を発表した。初期の対象はビットコインとイーサリアムで、16日に施行される。証券会社による現物ETF購入向けの融資は禁止し、取引前のリスク確認も義務付けた。
11:20
米CFTC、予測市場の規則2件発表|イベント契約は管轄下、カジノ型賭博は除外
米CFTCは、カジノ型賭博をスワップから除外する暫定最終規則と、イベント契約を含める規則案を公表した。複数州と予測市場の管轄権限争いが生じている状況での動きだ。
10:50
ロビンフッドチェーン、手数料払いで取引処理を優先する方式を検討か=報道
コインデスクによると、ロビンフッド・チェーンが手数料を払って特定の取引を優先できる、アービトラムの新方式を検討していると報じた。現在は先着順で処理し、タイムブーストも利用していない。
10:05
ビットコイン上昇継続の条件は? コインシェアーズ分析
コインシェアーズは8日のレポートで、仮想通貨ビットコインの上昇加速には財政懸念に基づく資金流入が必要との見方を示した。米長期金利が20年以上ぶりの高水準に達する中、仮想通貨ファンドの資金流入は鈍化している。
09:10
米司法省、イラン関連取引を巡るバイナンスの和解後の制裁遵守を審査=報道
米司法省刑事局のドゥバ局長が、バイナンスによる2023年の和解合意の順守状況を精査していると明らかにした。イラン制裁違反の可能性を巡る捜査が続く中、違反が認められれば訴追の再開や追加罰金につながる可能性がある。
08:10
スタークネット、L1化を検討|STRKトークンは今週約70%高騰
スタークウェアのベン=サッソンCEOは、スタークネットが量子耐性の実現に向け、独自のレイヤー1化を含む選択肢を検討していると明らかにした。STRKは今週69.2%高騰した。
07:00
世界最大のXRP保有企業エバーノース、12日にナスダック上場へ
世界最大のXRP保有上場企業エバーノースは9日、アルマダとの事業統合を完了した。12日にナスダックで取引を開始する予定。
06:40
ジーキャッシュ、量子攻撃に備える署名命令 公開型アドレスに1月に追加計画
仮想通貨ジーキャッシュの開発者が、量子コンピュータに耐えるハッシュ型署名の検証命令を1月に追加する計画を公表した。有効化日は未定で、発行量の70.4%を占める公開アドレスが対象となる。
06:12
レジャーウォレット、推計136億円超流出か 東南アジア販売店に販売停止要請
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアの購入者から資金を失ったとの報告を受け、販売店クリプトビリスに販売停止を要請した。調査者の1人は流出額を8,600万ドル超と推計したが、レジャーは流出額と原因を調査中。
05:50
ベッセント米財務長官、約10億ドルのイラン仮想通貨を今週にも押収と発言「所在は把握」
ベッセント米財務長官は8日、10億ドル相当のイランの仮想通貨を今週にも押収する可能性が高いと明かした。押収対象の銘柄や方法は明らかにしていない。米政府関連のウォレットは今週、2,440億円相当を移動した。
05:00
サム・アルトマン氏出資のビットコイン生保、60億円相当調達 富裕層で需要増
世界初のビットコイン建て生命保険会社ミーンワイル(Meanwhile)が、ベイン・キャピタル・クリプト主導で3750万ドルを調達した。累計調達額は1.8億ドルを超え、アジア・欧州・中東の富裕層向け需要の拡大が背景にある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧