WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン実現損益比率、7月末以来のプラス圏=アナリスト

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 実現損益比率、7月末以来プラス圏に浮上
  • 含み損は10日で18%から7%に急減

実現損益比率、中立線を上回る

オンチェーンアナリストのアクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr. )氏は26日、ビットコイン(BTC)の実現損益比率が90日移動平均ベースで中立水準の1を上回ったと分析した。

実現損益比率は、動いたコインの利益確定額と損失確定額の比率で、1超なら利益確定優勢、1未満なら損失確定優勢を示す。同氏によると、この基準を上回るのは7月末以来で、BTCが7万8,900ドル前後まで戻した局面と重なるという。

同氏はあわせて、含み損の規模を示す指標も直近10日間で急速に縮小したと指摘した。市場全体の財務ストレスは和らいだ形だが、指標は中立線をわずかに上回った段階にすぎない。同氏は、反発の確証はまだ弱いとの見方を示した。

関連記事:ビットコイン相場、中立圏に回復 買い集め広がる=グラスノード

グラスノードが週間レポートで仮想通貨ビットコイン相場が回復し中立圏に戻ったと分析した。一方で複数の要因が重なり上値抵抗が形成されていると述べる。

90日比率、0.747から1.003に反発

90日移動平均で見た実現損益比率は7月31日に1を割り込み、26日連続で1を下回る状態が続いた。底となったのは8月16日の0.747で、当時のBTC価格は6万2,800ドルだった。

その後BTCの反発を受けて比率は急速に持ち直した。8月25日には0.977まで回復し、翌26日には1.003となり7月末以来初めて中立線を上回った。2022年から2023年の下落局面では比率が241日間にわたり1を下回り、最低0.368まで沈んだ経緯があり、今回の落ち込みは規模・期間ともに小さい。

関連記事:ブラックロック幹部、米財政懸念でビットコイン強気論

ブラックロックのデジタル資産責任者ミッチニック氏がCNBCに語った内容を解説。米国の財政赤字・債務懸念の高まりがBTCや金への投資家需要を押し上げていると指摘し、停滞するクラリティー法案への見解も示した。

含み損指標は10日で60%減

含み損の規模を示す指標(Net Unrealized Loss)は、時価総額に対する含み損の割合を示す。6月30日にBTC価格5万8,500ドルの局面で局所的な高値となる25.21%を付けた後、8月16日時点でも18.57%と高止まりしていた。

この10日間でBTC価格が上昇したことに伴い、指標は7.35%まで低下した。8月16日の水準から60%の減少、6月末のピークからは約71%の低下となり、5月11日以来の低水準という。2022年11月には同指標が65.44%に達しており、当時と比べれば現在の水準は深刻な投げ売り局面には程遠い。

同氏はさらに、比率が1を上回る状態を維持しながら上昇を続けるかが次の判断材料になるとした。含み損の指標が再び拡大に転じれば、財務ストレスの再燃を示すシグナルになるという。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/13 日曜日
11:30
ビットコインPPI上振れで1200万円割れ、FOMCと原油高が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は米PPIの上振れや原油高を受け対円で1200万円を割り込み、1190万円台で推移している。目先はFOMCの利上げ判断とクラリティ法案の審議動向が焦点で、下値リスクへの警戒が続く。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(9/11)|クラリティー法案審議・8月の相場解説・ETH量子耐性化計画のまとめ
今週は、米クラリティー法案審議、米CryptoRankの月次分析を基にした8月のビットコインなどの仮想通貨相場解説、イーサリアム財団の量子耐性化計画に関する記事が関心を集めた。
09/12 土曜日
14:14
コインベース、ソーシャル機能撤退 ウォレット名を旧称に戻す
米仮想通貨取引所大手コインベースは自己保管型ウォレット「ベースアプリ」の名称を「コインベースウォレット」に戻すと発表した。取引機能を軸とした運営方針への転換に伴うもので、無期限先物や予測市場など取扱い資産の拡大も進めている。
13:45
FTX創業者バンクマン=フリード氏、詐欺罪判決見直しを米最高裁に申し立て
FTX創業者・前CEOのサム・バンクマン=フリード氏が有罪判決の見直しを米最高裁に申し立てた。元顧客への返済が行われたことなどを改めて論拠にしている。
13:20
機関向け融資のクリアプール、XRPレジャーへ事業拡大
仮想通貨の機関投資家向け融資プロトコルClearpoolがXRPレジャーへの事業拡大を提案した。CPOOLをCLEARへ1対1で移行し、リップルも出資を表明している。今後はガバナンス投票で承認の可否が決まる。
11:05
裏付け資産はペイパルのステーブルコイン、ペイパルなど3社が『PYUSDx』始動
ペイパル、M0、ムーンペイの3社は9日、企業が自社ブランドのステーブルコインを発行できる基盤「PYUSDx」を稼働させた。裏付けはPYUSDで、発行体の裁量は広がるが、米ジーニアス法上の位置づけは今後の論点になりうる。
10:05
「ポリマーケットとカルシは無認可運営」欧州証券当局が指摘
欧州証券市場監督局は、ポリマーケットとカルシがEU域内で予測市場を運営する認可を持たず、規制の抜け穴を突いた不正取引の懸念も指摘した。
09:45
トークン化株式は「流通・利用競争」の段階へ移行中=バイナンス・リサーチ
バイナンス・リサーチの分析によると、トークン化株式の取引高は年初来急拡大している。bStocksとロビンフッドが取引高の多くを占めており、DeFiでの活用も進んでいる。
09:30
インドのトークン化社債の実験プロジェクト、3社が計約165億円を調達
インド証券取引委員会は、社債をトークン化するパイロットプロジェクトDemat 2.0を開始したことを発表。すでに3社が計約165億円を調達したという実績も紹介した。
08:25
仮想通貨スカイ価格5倍予想、オフチェーン中央銀行的存在=スタンダードチャータード
米銀行大手スタンダードチャータードがスカイ(旧メイカーダオ)の評価カバレッジを開始し、SKYトークンが2028年末までに現在の5倍の0.325ドルに達すると予想。融資枠拡大が投資家還元を左右する。
06:50
米8月CPI、コア指数が予想上振れ|ビットコインは急伸後反落
米労働省が発表した8月の消費者物価指数はコア指数が市場予想を上回り、FRBの利上げ観測を強めた。仮想通貨ビットコインとイーサリアムは発表後に上昇したものの上値を伸ばしきれず反落した。
06:15
クラリティー法案不成立でも規制明確化へ、コインベースCEOが見方示す
コインベースのアームストロングCEOは、クラリティー法案が不成立でも米規制当局による明確化は確実に進むとの見方を示した。
05:55
メタプラネット、株主意見を踏まえ第10回の潜在株式を41%削減
メタプラネットは第10回新株予約権の対象株式数を696株から410株に変更し、潜在株式数を41.1%削減すると発表した。新株予約権価値約2億2000万米ドルが消失し、完全希薄化後1株当たりビットコインは8.8%増加する。
05:00
メタプラネットが香港子会社設立へ、ビットコイン資産運用体制を強化
日本のビットコイン保有大手メタプラネットは香港に資産運用子会社を設立すると発表した。ビットコイン関連の資産運用機能をアジア地域に拡大し、米国子会社と連携した運用体制を構築する方針だ。
09/11 金曜日
17:32
ビットコイン市場が弱含み、変わらねば調整局面も=アナリスト
アナリストのダークフォスト氏が9月11日、ビットコインの需給動向を分析。現物・先物需要は減速し、機関投資家の指標も悪化。ビットコインETFは2カ月ぶりの大幅流出となり、早期に改善しなければ調整局面もあり得ると指摘した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧