WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ゲーム広告企業、メタプラネット傘下入りへ ゲーマーにビットコイン浸透狙う 2100BTC拠出案、16日のスーパーリーグ株主総会で採決へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 拠出BTCの評価額、8月時点から約4,700万ドル増
  • ゲーム広告事業は継続、BTCと両輪で運営

16日の株主総会でBTC出資を採決

米ナスダック上場のスーパーリーグ・エンタープライズ(Super League)は6日、メタプラネットとの取引に賛成するよう株主に求める書簡を公表した。マット・エデルマン会長兼CEOが署名し、この取引を同社史上「最も重大な取引」と位置づけた。承認の可否は16日の年次株主総会で問われる。

取引は8月18日に発表された。メタプラネットは米国の完全子会社を通じて2,100ビットコイン(BTC)を現物出資し、現金250万ドルもあわせて拠出する。取引完了後はスーパーリーグの発行済普通株式の約95.7%を保有し、同社を連結子会社とする。書簡はメタプラネットを、企業として世界3位のBTC保有者(8月18日時点)と紹介した。社名はスーパープラネット(Superplanet)に改め、ナスダックの承認を条件に上場を続ける。

拠出されるBTCの評価額は、8月14日のコインベース終値ベースで約1億3,200万ドル。スーパーリーグにとって過去最大の単一投資にあたる。10月2日の終値ベースでは約1億7,900万ドルに膨らんだ。

関連記事:メタプラネット、2100BTC出資で米スーパーリーグをビットコイントレジャリー化

メタプラネットは2100BTCのビットコインと250万米ドルを米スーパーリーグ社に出資し、株式95.7%を保有する連結子会社とする。商号は『スーパープラネット』に変更し、米国でビットコイン・トレジャリー事業を展開する。

ゲーム事業は継続、ゲーマー層にBTC浸透狙う

エデルマン氏は、今回の取引は本業からの「方向転換ではない」と強調した。BTCトレジャリーを企業成長の主な原動力に据える一方、ゲーム関連のメディア・広告事業は経営陣と従業員、取引先ブランドを含めて継続する見通しだ。同社は、33億人とする世界のゲーマー層と広告主をつなぐ事業を手がけている。

書簡は2つの事業の接点として、ゲーマーがゲーム内資産の所有や売買に慣れている点を挙げた。ブランドや利用者がBTCに触れる場をつくり、両事業が自然に交わる領域では他社に先んじることを目指すという。

関連記事:メタプラネットとは?ビットコイン保有戦略と株価が連動する仕組みを解説

メタプラネット(3350)のビットコイン保有戦略、株価が動く3つのエンジン、資金調達の希薄化リスク、WebX2026で語られたデジタルクレジット構想まで、アジア版MicroStrategyと呼ばれる企業の実像を国内最大の暗号資産メディアが解説します。

5年ロックアップ、市場評価の停滞も認める

メタプラネットは、取引完了時に受け取る普通株式と、ワラントの行使や優先株式の転換で取得し得る普通株式について、5年間のロックアップに応じた。エデルマン氏は同社を短期の投資家ではなく長期のパートナーと位置づけ、既存の資産を手放すのではなく、その上に事業を積み上げると説明した。

書簡では、過去18カ月で負債を解消しコストも削減したものの、取引発表までは、その成果が市場での評価につながっていなかったことも認めた。ワラントなどが行使されれば追加の資金が入り、資金調達では1株あたりのBTC保有量を増やせる形を優先する。取引の完了には、株主の承認のほか、ナスダックへの届け出や日米の規制上の手続きを済ませる必要がある。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:34
米ゲーム広告企業、メタプラネット傘下入りへ ゲーマーにビットコイン浸透狙う
米スーパーリーグは6日、メタプラネットが2,100BTCを拠出して同社を子会社化する取引への賛成を求める株主宛て書簡を公表した。ゲーム広告事業は続け、ゲーマー層へのBTC浸透も視野に入れる。16日の株主総会で採決する。
13:56
「数学的超知能」による秘密鍵復元リスクへの備え呼びかけ イーサリアム財団ドレイク氏
イーサリアム財団のドレイク氏が、AIの数学的進展でECDSA暗号が破られる事態に備えることを提言した。特に大口保有者には新アドレスへの冷静な移行を推奨している。
11:52
米大手銀ウェルズ・ファーゴ、クラーケン親会社と仮想通貨流動性で協議か=報道
この記事のポイント ソーファイ、SGBに続き米大手銀と流動性供給で協議 BNYとも協議中、ナスダックは9月に1億ドル出資を発表 銀行の仮想通貨取引を支える仕組み 米銀大手ウェル…
10:49
サムスン、米国で8000万台超の対応Galaxyスマホにステーブルコイン海外送金機能
サムスン電子の米国法人は7日、Samsung Walletで米ドル建てステーブルコインUSDCの海外送金機能を10月最終週に始めると発表した。60カ国超の銀行口座へ現地通貨で着金でき、ブロックチェーン基盤はソラナとSuiが担う。
10:25
XRPトレジャリー企業エバーノース、ナスダック上場は12日の見込み
仮想通貨XRPの財務企業エバーノースは、事務手続きの遅延によりナスダック上場が10月12日になる予定だと発表。事業統合に影響を与える見込みのある遅延ではないと述べている。
10:18
ヴィタリック氏「慌てて資金を移すのは勧めない」 AIの暗号解読リスクで
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、AIによる数学研究の加速で格子暗号やML-DSAの安全性が想定より早く損なわれる恐れがあると指摘。ハッシュ型署名の優先や未使用アドレスでの保管を勧めつつ、資金移行時のミスにも注意を促した。
09:40
「ビットコインはデジタル・ゴールドに向かう軌道に」ビットワイズCIO見解
米ビットワイズのCIOがWSJへの寄稿で、仮想通貨ビットコインがデジタル・ゴールドに向かう軌道にあるとの独自見解を示した。ボラティリティ低下などを背景に論じている。
09:15
金融大手FirstRand傘下のFNB、仮想通貨取引サービスを開始
大手FirstRand傘下で南アフリカの銀行サービス企業のFNBは、仮想通貨取引サービスの提供を開始。十分に銘柄を調査した上でビットコインやイーサリアムなどを取り扱う。
10/07 水曜日
18:40
金融庁、無登録の暗号資産交換業者一覧を専用ページで公開
金融庁は7日、警告書を発出した無登録の暗号資産交換業者を一覧にした専用ページを公表した。最新掲載は9月に追加された「IZAKA-YA」運営会社。大手海外取引所バイビットは2021年以降3度掲載されている。
17:52
ロビンフッド、ビットコイン約39.5億円分を自社保有 慎重姿勢から転換か=報道
米ロビンフッドが2,500万ドル相当のビットコイン(BTC)を自社のバランスシートに組み入れた。仮想通貨部門トップがThe Blockの独自取材で明らかにした。2025年には財務戦略としてのBTC保有に慎重な姿勢を示していた。
16:52
含み益のビットコインは約6割、休眠分除外で 中長期的に過熱遠い=アナリスト
クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は7日、10年以上動いていないビットコインを除くと、含み益にある供給の割合は8月以降約60%で推移していると指摘。中長期的には過熱から遠く、現水準でのもみ合いは不合理ではないとの見方を示した。
16:14
ビットコイン、取引所から1日で2.4万BTC純流出 7ヶ月ぶり規模=サンティメント
サンティメントによると、5日にビットコインの取引所からの純流出が2万4,073BTCに達し、3月1日以来約7ヶ月ぶりの規模となった。取引所のBTC残高は総供給量の約6.50%まで低下。強気材料とする同社の見方と、その留保を伝える。
15:28
米政府関連アドレス、約834BTCと約4万BNBを送金
米政府関連アドレスが7日、833.6BTCをコインベース・プライムへ、40,285BNBを別アドレスへ送金したとアナリストが指摘した。計約1億300万ドル相当。戦略的ビットコイン準備金との関係も整理する。
14:49
コインベース、Coinbase Pro年末復活へ デリビット統合を完了
コインベースがデリビットの統合を完了し「Coinbase Global Exchange」を発足。米国と海外の仮想通貨デリバティブ市場を単一の流動性でつなぐ。2022年に終了した「Coinbase Pro」も年末に再始動する。
13:50
英国、初のデジタルネイティブ国債「DIGIT」を2027年Q1に発行へ
英国政府が初のデジタルネイティブ国債「DIGIT」のパイロット発行に向け、バークレイズやHSBCなど6社を共同主幹事に選定した。発行は2027年第1四半期、HSBCのOrion上で行われる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧