- レジャーがクリプトビリスでの過去90日の購入者に設定見送りを推奨
- レジャーは流出額と原因を確認していない
販売停止を要請
仮想通貨ウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアで販売店クリプトビリスから製品を購入した利用者が資金を失ったとの報告を受け、調査を進めていると公式サポートアカウントのX投稿で明らかにした。調査結果が出るまでの予防措置として、同販売店に全てのレジャー端末の販売・出荷の停止を要請した。
流出額を巡っては、オンチェーン調査員の1人が、盗難が疑われるアドレス群に7,200万ドル超が移動したと指摘した。別の調査員は、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・トロンのアドレスへの送金を追跡し、流出額を8,600万ドル超(136億円相当)と推計した。なお、流出額と原因についてレジャーの公式声明はまだ出ていない。
今回の事態を受け、レジャーは過去90日間に同販売店で購入した利用者に対し、セットアップを開始しないよう推奨した。すでに設定した場合は、新たなシード(復元フレーズ)を持つ別のレジャー端末へ資産を移すことを検討するよう呼びかけた。
販売停止の対象となったクリプトビリスは、インドネシア、マレーシア、フィリピンでレジャーの公式販売店として掲載されている。
原因を巡る見方
原因を巡っては、元マウントゴックスCEOのマーク・カルペレス氏が影響を受けた利用者に連絡を求め、端末を開けて基板の写真を送るよう呼びかけた上で、写真から改ざんの有無が分かる可能性があると説明した。
また、バイナンス共同創設者のCZ氏は入手可能な情報から、1社の業者が関与したサプライチェーン攻撃が疑われ、少数の利用者が偽物や改ざんされた端末を購入した可能性があるとの見方を示した。
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