WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 不動産STの保有者は年金が主な収入源の割合が会員全体の約2倍
  • ケネディクスグループのKDX STパートナーズが、アプリ会員を調査

保有者の経験年数

ケネディクスグループで不動産デジタル証券(不動産セキュリティ・トークン、不動産ST)の運用を担うKDX STパートナーズは9日、「KDX STアプリ」の個人本会員7,002名を対象にした調査結果をプレスリリースで公表した。うち不動産STの保有者は2,391名で、株式現物の経験年数は10年以上の層が厚い一方、不動産STの投資経験は1年未満が919名に集中していることが明らかになった。

今回の調査は、日本証券業協会が定めた10月4日の「証券投資の日」を受けたもので、同社が不動産STの機能や情報を無料で提供するアプリの会員を対象に、同日時点のデータを集計した。

出典:KDX ST パートナーズ株式会社

投資経験の内訳を見ると、会員7,002名のうち、4,707名が株式現物、4,806名が投資信託、2,051名が暗号資産、1,204名がクラウドファンディングの経験者だった。

不動産ST保有者の株式現物の経験年数は、10〜20年が573名、20〜30年が511名、30年以上が649名にのぼる。

一方、不動産STの投資経験は、保有者のうち1年未満が919名で最も多い。同社は、長期の運用経験を持つ層が、ここ最近になって不動産STを分散投資先の1つに加えているとの見方を示した。

独自取材:国税庁に聞く、次世代システム「KSK2」と仮想通貨の税務調査|独自取材

令和6事務年度、仮想通貨等取引を行う個人への調査は1件当たり追徴税額745万円と、所得税の実地調査全体の299万円の2.5倍に達した。この開きの要因と、約25年ぶりに刷新された国税庁の次世代システム「KSK2」が持つ意味を、国税庁への取材で聞いた。

投資家像と今後の展望

投資家像を収入源で見ると、不動産ST保有者は給与収入が42.3%で最も高いが、本会員全体の57.7%を下回った。年金は保有者の19.7%に対し本会員全体が8.8%、利子・配当収入は10.3%に対し5.5%、不動産収入は9.0%に対し4.0%と、保有者がそれぞれ約2倍だった。

このほか、事業収入は保有者の11.5%に対し本会員全体が11.0%、世帯主の収入は2.9%に対し8.3%、その他・なしは4.3%に対し4.7%だった。

年金、利子・配当収入、不動産収入の割合の高さを踏まえ、同社は、給与所得以外に多様な収入基盤を持つ層で保有が進んでいると分析した。

出典:KDX ST パートナーズ株式会社

また、不動産STの投資目的は、保有者で「利回り・値上がり益重視」が57.3%、「利回り・元本の安全性重視」が33.5%、「値上がり益重視」が7.6%、「積極的値上がり益重視」が1.6%だった。本会員全体では、順に55.6%、34.2%、8.3%、1.9%となった。

投資目的を巡り、同社は、積極的な値上がり益を狙う層はごくわずかで、値上がり益のみを追うのではなく利回りや安定性を重視して選ばれているとの見解を示した。

こうした結果を受け、KDX STパートナーズの中尾彰宏社長は、不動産STが資産分散の新たな選択肢として受け入れられ始めていると述べた。同社長は、少額から投資でき、投資対象が分かりやすいため、これから資産形成に取り組む層にも活用される可能性があるとし、「KDX STアプリ」をはじめとするデジタルサービスを通じて不動産ST市場の健全な発展に貢献する方針だと語った。

関連記事:SBI証券ら9社、ステーブルコインでデジタル証券の同時決済──実現性を一定程度確認

SBI証券と大和証券を含む9社は6日、ステーブルコインを使ったセキュリティトークンの同時決済の業務運用検証が完了したと発表した。証券会社間での決済の実現可能性を一定程度確認し、制度・市場の整備動向を注視しながら今後の対応を検討する。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/10 土曜日
14:45
リップル、1000億XRPの総供給量を超える不正生成を許した脆弱性を修正
XRPレジャーの決済エンジンに、総供給量を大幅に上回るXRPを不正に生成できる脆弱性があった。9月25日公開のxrpld 3.4.1で修正済みで、公開ネットワークでの悪用の証拠は見つかっていないという。
13:42
不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で
KDX STパートナーズが「KDX STアプリ」の個人本会員7002名を調査した。不動産デジタル証券の保有者2391名では株式現物の経験10年以上の層が厚い一方、同証券の投資経験は1年未満が919名に集中した。
13:30
リップル共同創設者、米中間選挙向けに約36億円寄付|仮想通貨団体に反発
リップル共同創業者ラーセン氏が仮想通貨PAC「フェアシェイク」のブラウン上院候補攻撃を批判し、同候補側に400万ドルを拠出した。リップルは同PACへの資金提供継続を検討中だ。
12:00
Blockchain.com、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブの免許を申請
仮想通貨サービス企業のBlockchain.comが、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブを提供するため、CFTCに先物取引所の指定と先物取引業者の登録を申請した。
11:40
タイSEC、仮想通貨現物ETFを解禁 ビットコインとイーサリアムに限定
タイ規制当局は8日、仮想通貨現物ETFの国内組成を認める11本の告示を発表した。初期の対象はビットコインとイーサリアムで、16日に施行される。証券会社による現物ETF購入向けの融資は禁止し、取引前のリスク確認も義務付けた。
11:20
米CFTC、予測市場の規則2件発表|イベント契約は管轄下、カジノ型賭博は除外
米CFTCは、カジノ型賭博をスワップから除外する暫定最終規則と、イベント契約を含める規則案を公表した。複数州と予測市場の管轄権限争いが生じている状況での動きだ。
10:50
ロビンフッドチェーン、手数料払いで取引処理を優先する方式を検討か=報道
コインデスクによると、ロビンフッド・チェーンが手数料を払って特定の取引を優先できる、アービトラムの新方式を検討していると報じた。現在は先着順で処理し、タイムブーストも利用していない。
10:05
ビットコイン上昇継続の条件は? コインシェアーズ分析
コインシェアーズは8日のレポートで、仮想通貨ビットコインの上昇加速には財政懸念に基づく資金流入が必要との見方を示した。米長期金利が20年以上ぶりの高水準に達する中、仮想通貨ファンドの資金流入は鈍化している。
09:10
米司法省、イラン関連取引を巡るバイナンスの和解後の制裁遵守を審査=報道
米司法省刑事局のドゥバ局長が、バイナンスによる2023年の和解合意の順守状況を精査していると明らかにした。イラン制裁違反の可能性を巡る捜査が続く中、違反が認められれば訴追の再開や追加罰金につながる可能性がある。
08:10
スタークネット、L1化を検討|STRKトークンは今週約70%高騰
スタークウェアのベン=サッソンCEOは、スタークネットが量子耐性の実現に向け、独自のレイヤー1化を含む選択肢を検討していると明らかにした。STRKは今週69.2%高騰した。
07:00
世界最大のXRP保有企業エバーノース、12日にナスダック上場へ
世界最大のXRP保有上場企業エバーノースは9日、アルマダとの事業統合を完了した。12日にナスダックで取引を開始する予定。
06:40
ジーキャッシュ、量子攻撃に備える署名命令 公開型アドレスに1月に追加計画
仮想通貨ジーキャッシュの開発者が、量子コンピュータに耐えるハッシュ型署名の検証命令を1月に追加する計画を公表した。有効化日は未定で、発行量の70.4%を占める公開アドレスが対象となる。
06:12
レジャーウォレット、推計136億円超流出か 東南アジア販売店に販売停止要請
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは9日、東南アジアの購入者から資金を失ったとの報告を受け、販売店クリプトビリスに販売停止を要請した。調査者の1人は流出額を8,600万ドル超と推計したが、レジャーは流出額と原因を調査中。
05:50
ベッセント米財務長官、約10億ドルのイラン仮想通貨を今週にも押収と発言「所在は把握」
ベッセント米財務長官は8日、10億ドル相当のイランの仮想通貨を今週にも押収する可能性が高いと明かした。押収対象の銘柄や方法は明らかにしていない。米政府関連のウォレットは今週、2,440億円相当を移動した。
05:00
サム・アルトマン氏出資のビットコイン生保、60億円相当調達 富裕層で需要増
世界初のビットコイン建て生命保険会社ミーンワイル(Meanwhile)が、ベイン・キャピタル・クリプト主導で3750万ドルを調達した。累計調達額は1.8億ドルを超え、アジア・欧州・中東の富裕層向け需要の拡大が背景にある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧