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サークル、上半期売上の約59%を提携先と取引費用に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • サークルの2026年上期売上は約14億ドル
  • USDCのほぼ即時の償還が対象顧客で無料に

売上の配分先

ステーブルコインUSDCの発行元であるサークルは16日、2026年上半期の売上約14億ドルのうち約8億1,900万ドルをUSDC流通の提携先と取引費用に支払い、純利益は売上1ドルあたり約7セントだったと明らかにした。

今回の発表でサークルは、新規参入企業が「より有用」なステーブルコインを作れると主張していることに言及した。その主張は、経済的利益の取り分が多く、ステーブルコインを法定通貨に換える償還の費用も高いとするもので、サークルは他社がUSDCの現状を誤って伝え、必要な条件を大幅に過小評価していると反論した。

そこでサークルは売上1ドルあたりの内訳を示し、約59セントが提携先と取引費用に回ったとした。売上1ドルあたり約34セントにあたる合計約4億7,300万ドルを、ライセンス、銀行との関係、決済用流動性、コンプライアンス対策、新製品への投資、ブロックチェーン統合に充てたという。

サークルによると、提携先への分配は、普及規模に応じて増える仕組みで、最大の提携先である仮想通貨取引所コインベースは、第2四半期決算でUSDCの平均保有額が自社製品内で過去最高の200億ドル、前年同期比44%増になったと報告した。

また、世界最大の取引所とされるバイナンスは9月に5年間の商業契約を結び、サークルに1億ドルを出資した。

関連記事:OKX、サークルやリップルら4社の戦略的投資が完了──投資前評価額約4兆円

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償還条件と決算予定

償還条件について、サークルは全顧客が標準的な銀行経由で無料で償還でき、決済は最長2営業日だと説明した。

また、決済網「サークル・ペイメンツ・ネットワーク」での決済や、サークル・プラットフォーム上での開発といった条件を満たす顧客は、ほぼリアルタイムの償還も24時間365日、無料で利用できるようになったとしている。

ほぼリアルタイムの償還を可能にするため、サークルは世界の提携銀行に現金を事前に置いており、この現金は国債に比べ利回りが低くなるという。

サークルは11月4日に、2026年第3四半期決算を発表する予定だ。

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