- ステーブルコインの保管と換金をコインベースが担当
- 企業がステーブルコインで24時間カード資金を用意
カード基盤を提供
企業向けにカードの発行・決済処理基盤を提供する米マーケタ(Marqeta)は16日、仮想通貨取引所コインベースの基盤を使い、顧客である仮想通貨系・非仮想通貨系の企業が「ステーブルコイン裏付けカード」を発行できるようにすると発表した。カード保有者は、ステーブルコイン残高を世界の数百万の加盟店での日常の支払いに充てられる。
マーケタによると、今回の提携の背景には、デジタル資産を裏付けとする決済への需要の加速がある。同社はすでにコインベース向けに仮想通貨裏付けカードを発行しており、今回の提携でコインベースとの関係を拡大する。
具体的には、コインベースがステーブルコイン残高の保管と法定通貨との換金を担い、コインベースのブロックチェーン「ベース」がオンチェーンでの高速・安全・低コストな決済基盤となる。
マーケタはカードの発行と決済処理に加え、銀行・カードネットワークとの関係を管理する。マーケタの顧客企業は、24時間365日、カードプログラムに資金を供給できる。
両社の概要と発言
今回の提携先であるマーケタは、ナスダックに上場し、デビットカードとクレジットカードの発行・決済処理、与信サービス、リスク・不正対策を企業に提供している。2025年に4,000億ドル近い決済を処理し、40カ国以上で運営の認証を受けている。
提携を受け、コインベースのインフラ製品責任者、アレック・ラベット氏は、ステーブルコインの決済網とマーケタの発行・処理機能を組み合わせ、現代の消費者と企業が求めるリアルタイムの国際取引を実現すると語った。
一方、マーケタの最高戦略責任者、アンソニー・ペキュリック氏は、ステーブルコイン裏付けカードの全体像を構築する上で、コインベースとの関係拡大は自然な次の一歩だったとの認識を示した。同氏は、コインベースの規模とインフラの幅が顧客企業のニーズに応えるとし、マーケタの発行・決済処理基盤を通じて顧客企業が提供できるサービスを広げると述べた。



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