リップルの「Xシリーズ」  RippleNetとODLの立ち位置を吉川絵美氏が解説

XシリーズからRippleNetへ

Rippleのブロックチェーン基盤送金ソリューション:xVia・xCurrent・xRapidといういわゆる「Xシリーズ」は正式になくなり、xVia・xCurrentはRippleNetに名称も統合され、xRapidは、ODLに変更された。Ripple社の吉川絵美氏がSNSで改めて説明した。

従来では、上記3つのXシリーズの送金ソリューションは、RippleNetという大枠に入っていたが、すべてのシステムがはRippleNetの基盤に統合されている。

吉川氏によると、「全ての基盤がRippleNetで、その中でセトルメントのオプションとしてODLが提供されているという位置づけ」となると説明する。

xViaについては、「xViaは簡易なクラウド版という位置づけだったが、現在はRippleNetのフル機能についてオンプレかクラウドかを選べる」とした。

名称や仕組み変更が明らかになったのは10月。

流動性のオプションとしてOn demand liquidity(ODL)の選択を可能にして、XRPを利用するODLへのスイッチがシームレスになると説明している。金融機関がODLとXRPを採用するための戦略として、促進された格好だ。

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RippleNetに参加している英送金業者Mercury FXは、仮想通貨XRPを利用するODL(旧xRapid)のメリットと送金事業について語る。最新のRippleInsightsで判明した。
オーストラリアの決済企業FlashFXは7日、新たにXRPを介す送金プロダクト「On-Demand Liquidity (ODL)」を活用し、オーストラリア・フィリピン間の国際送金を行うと発表した。今後も対象国を拡大していくという。

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