Bitfinex1位の現役仮想通貨トレーダーが語る「ビットコイン市場の強気転換ポイント」

Joe007の最新見解

仮想通貨(暗号資産)取引所Bitfinexのリーダーボードで、現在1位にランクインする著名ビットコインクジラの「Joe007」が、ビットコインが強気に転換するポイントについて、新たに言及したことがわかった。現時点でショート(空売り)ポジションを取っているというが、強気に転換する重要な要素を見極めているという。

出典:Bitfinexリーダズボード(収益ランキング)

22日時点のリーダーズボードで一位のJoe007は、約260万ドルの含み益を記録している。現時点のビットコイン市場展望では、下目線。今回、ポジションを長期目線で上昇方向に切り替えるタイミングについて新たな見解を披露した。

リーダーボードのポジションを確認して、「Joe007は平均で6800ドル帯からショートポジションを取っており、市場の反発を見込んでいない」と指摘したユーザーに対し、長期目線で上昇を見る場合は、現在の価格レベルから50%の価格上昇が必要になることが必要になると、上昇目線に転換する条件を語った。

ある程度の出来高を伴い、現在の価格レベルから50%上昇すれば、完全に弱気から強気に変わる。

現在の水準から概算すると、米ドル建で1万ドル水準が転換ポイントになるとの考えだ。

Joe007が語る50%の上昇は、『オーガニックの上昇』で、需要を反映した出来高の増加がポイントだ。

もちろん、偽りの強気相場は警戒する必要があるとしており、具体例には、50%以上高騰する草コインや、出来高が薄く高いレバレッジで主導した今年1月〜2月のビットコイン急騰などがそれに該当するとした。

なお、今回の内容を踏まえてもJoe007の現市場に対する相場観は一貫して、下目線のままだ。

4月3日時点でビットコイン市場の展望に言及した際は、市場のボラティリティは今後も継続すると警告。一般投資家が総悲観に陥る相場になる可能性があると言及していた。

出典:alternative.me

価格と市場感情で算出されるインデックス「Crypto Fear & Greed Index」など、データ算出された指標では、投資家心理が「極度の恐怖(Extreme Fear)」に陥っているものの、よりSNSで悲壮感が現れるタイミングが今後訪れると指摘した。

コロナショックは、この世代で最大の経済危機になり得るとの考えのもと、影響はビットコインも免れないとの考えがあるという。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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