ビットコイン建で高騰のXRP(リップル)、開幕した「Swell Regionals」思惑も
リップル(XRP)が急上昇
ビットコイン高騰の翌日となる29日の仮想通貨市場では、リップル(XRP)が上昇。今年4月以来となる25円台を回復した。
200日移動平均線が0.209ドルで推移するなか、現在価格0.241ドル(CC価格25.4円)と明確に超えるなど、ビットコイン(BTC)や上位アルトのイーサリアム(ETH)に牽引される形でトレンド転換を見せている。
特筆すべきは、前日比8%高を付けたビットコイン建ての値動きだ。
18年の仮想通貨バブル崩壊後のXRP/BTCは大幅下落が続いており、2020年以降は上昇するビットコイン(BTC)を尻目に上値・下値ともに切り下げる状態にあった。長らく低迷を受け国内でも通貨への関心が低下傾向にあったが、中・長期テクニカル上のブレイクを果たせば、今後風向きが変わる可能性もある。急騰の背景には、利確資金の循環物色に加え、17年より始まり毎年秋に開催されるRippleの世界最大級カンファレンス「SWELL」を冠した地域別イベント『Ripple Swell Regionals』が、北米からスタートしたことが挙げられる。
以下のページで、Ripple Swell RegionalsについてRipple社の吉川絵美氏に話を伺い、イベント詳細を解説している。
関連:リップル社、「Swell Regionals」を本日から開催へ 本家SWELLとの違いは?
追記:時価総額3位に
仮想通貨XRPの堅調な推移を受け、大手データサイトCoinMarketCapの時価総額で、USDT(テザー)を抜き3位にランクインした。
仮想通貨XRPの堅調な推移を受け、大手データサイトCoinMarketCapの時価総額で、USDT(テザー)を抜き3位にランクインした。リップル社の世界最大級カンファレンス「SWELL」を冠した地域別イベント『Ripple Swell Regionals』が、北米からスタートしている。
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