WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

マイナーの資金移動から見る、ビットコインの価格展望

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイナーは強気継続

ビットコイン(BTC)の価格が高騰した現状でも、仮想通貨マイナーは強気姿勢を継続していることが分かった。

マイナーの資金移動を示すアウトフロー(Outflow)は、BTC価格が高騰する前と同じ水準を維持。BTC売却の動きに関連するアウトフローに変化が見られないことから、価格上昇を見越して、BTCの保有を継続している可能性が高まっている。

BTC価格は続伸し、28日には日本円建で一時120万円に迫って、年初来高値を更新。26日に米ドル建の節目1万ドル(約105万円)を突破したBTC市場は堅調な流れを継続し、28日は前日比+11%の119万円まで対円相場が急伸した。

仮想通貨(暗号資産)分析企業Glassnodeのレポートによれば、ビットコインの価格高騰に伴い、利益が出ているBTCの割合は大きく増加し、全供給量の89%に達した。残りの11%が含み損の状況で、比率が他の銘柄と比較して低い状況にある。

出典:Glassnode

ビットコインのフロー推移

投資家別のビットコイン保有推移は、個人投資家関連とマイナーで状況が分かれつつあるようだ。

何カ月もBTCを出金する傾向が続いていた取引所のフロー推移であったが、BTCの価格が心理的節目の1万ドルを超えたタイミングから、取引所へのBTCの入金を示すインフロー(Inflow)が増加傾向に転じているという。インフローの増加から、取引所で売却する動きが高まっていると見られ、一般投資家らが利益確定に動いている状況を示唆している。

出典:Glassnode

一方、アドレス別で確認すると、マイナーのBTC移動に大きな変化はなく保有を継続している。取引所の傾向とマイナー傾向には乖離が見られ、保有による収益増を見越した戦略を採用している可能性がある。また、半減期後から収益減が警戒されてきたマイナー動向で、過度な売却が行われていない状況は、マイナーの資金状況の健全化を示す指標として、市場もプラスに捉えそうだ。

出典:Glassnode

強気姿勢を維持する理由の1つに、チャート上に上昇トレンドが出ていることが上げられるだろう。今回の価格急騰で2017年から続く長期的な上値抵抗線を超えたことは、中・長期的なトレンド転換を示唆している。

関連:大幅上昇のビットコイン、120億円規模のテザー砲が後押しか

また長期保有者のBTCに対する信頼度を表す「リザーブリスク」は低く、グリーンゾーンを継続。現在は投資家の信頼度が高い状態であることもマイナーの強気姿勢を支えている。

関連:Morgan Creek Digital幹部「BTCは2日以内を目処に、桁外れのボラティリティを引き起こす」

参考資料 : Glassnode

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
08:31
北朝鮮の仮想通貨窃取累計約1.9兆円、GDP45%相当=アナリスト
バイナンスから60億ドル超が流出した事件を受け、北朝鮮ラザルスによる仮想通貨の累計窃取額は118.7億ドルに達したとアナリストが試算した。北朝鮮のGDPの45%に相当する。FBIは今回の事件を北朝鮮の犯行と発表している。
07:44
バイナンス出金再開、9時間半で純流出約5700億円 預かり資産の2.1%
バイナンスは、ハッキング被害で停止していた出金を11月1日から段階的に再開した。約9時間半で出金は約46億ドル、入金は約10億ドルで、純流出は預かり資産の2.1%にあたる。新たなプルーフ・オブ・リザーブ(PoR)は近く公開される見込み。
11/01 日曜日
11:30
ビットコイン、急落し1200万円台に AI関連決算と雇用統計が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は、AI投資採算性への懸念とバイナンスからの大規模不正流出が重なり、1200万円台まで急落した。目先はAI関連企業の決算ラッシュと米雇用統計が相場の方向感を左右する焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/30)|バイナンス流出・BTC価格予測・リップルの発表のまとめ
今週は、リップルによる年間プロダクト収益のランレート発表、グーグルのセキュリティツール限定公開、ビットワイズによる仮想通貨ビットコインの価格予測、バイナンスの不正流出に関する記事が関心を集めた。
10/31 土曜日
14:02
仮想通貨犯罪追跡大手チェイナリシス、不正アクセス被害に
仮想通貨分析大手チェイナリシスが30日、顧客のユーザーIDや氏名などへの不正アクセスを公表した。10月には日本の佐川急便や米国のオラクル・ヘルスを含む数百件の個人情報漏えいも確認されている。
13:45
米クラリティー法案が再び焦点に、バイナンス被害で資産凍結の法的保護めぐり論争広がる
仮想通貨取引所バイナンスで約63億ドル(1兆円超)の被害が出たハッキングを受け、ルミス上院議員は、クラリティー法案が成立していれば不審な取引を凍結できたと主張した。これに反論も出ており、業界団体は取引所の連邦監督を議会に求めている。
13:10
テザー社、USDT準備金の超過分が1兆円超えに回復 6月末から約2倍に
ステーブルコインUSDTを提供するテザー社は、7~9月期の準備金保証報告書を公表した。9月末の超過準備金は79.5億ドルで6月末から約2倍になっている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧