NEMの次世代チェーンSymbol、ローンチと権利確定情報をアップデート
Symbolローンチとスナップショット
暗号資産(仮想通貨)ネムの「NEMグループ(NEM Group Ltd:NGL)」は7日、20年12月ローンチ予定の新チェーン「Symbol(XYM)」に関する最新情報を発表した。
ローンチ日とスナップショット
公式サイトによれば、Symbolの正式ローンチは20年12月17日(予定)に。Symbol付与の権利確定日となる「スナップショット」は、12月15日~17日に行われる。
正確なローンチ日についてはローンチ2週間前に公表され、スナップショットの正確なブロック高はローンチ5日前に発表するとした。Symbol付与の意思表示と手続きの開始を意味するを「事前オプトイン」は、Symbolのローンチ5日前に終了する。
なお、Symbolローンチ後に行う「事後オプトイン(ポストローンチオプトイン)」はローンチ前に発表される予定で、新通貨XYMの受け取り期間はローンチから6年間有効となるという。
すでに国内大手仮想通貨取引所コインチェックでは、利用者から預かっている全てのNEMにおいて、「オプトイン」を代行実施することを発表しており、自分でオプトインする手間は掛からない。ユーザーへのSymbolの配布の詳細については、「利用者の利益を最優先に考えた対応方針を検討しており、改めてお知らせする」としている。
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ローンチまでのプロセス
12月17日のローンチに向けて、技術面における様々な工程がある。
11月中頃までに予定されるコアサーバ改修や「ウォレットリリース」に伴うテストネットでの試運転を控えるほか、12月初めまではトークンのエコシステム(トークノミクス)に関連するアップデートやローンチ後のオプトインのテスト終了も予定する。
参考:公式
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