流動性マイニングを提供へ
流動性マイニングのサービスを提供する「Hummingbot」とのパートナーシップによって、暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)に新たなDeFi(分散型金融)のユースケースが誕生する。
Hummingbotを通してXEMで流動性を提供できるようにして、ユーザーが報酬を得られる仕組みを提供する。最初はXEMからスタートするが、新ブロックチェーン「Symbol(シンボル)」がローンチされれば、XYMにも対応する予定だ。ネムのネットワークを強化し、XEMへのアクセスを増やして、DeFi領域に参入していく足掛かりとする。
We are pleased to announce a new partnership with @hummingbot_io! The partnership & campaign is part of #NEM’s next step into #DeFi as we continue to strengthen our network & look to increase accessibility to the XEM token.
— NEM (@NEMofficial) October 12, 2020
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XEMの流動性マイニングが始まるのは、11月3日の日本時間9時(UTC12:00)。XEMの指値注文を入れるマーケットメーカーの参加者に対し、流動性マイニングの報酬が付与される仕組みだ。
実際に注文の取引が行われるのはバイナンス。Hummingbotは参加者やネムのプロジェクトに対し、公平でオープンな流動性マイニングのシステムを提供することを目指す。
流動性マイニングで最初にサポートするペアは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2銘柄。対象は以下の2ペアとなる。
- XEM/ETH
- XEM/BTC
より多くの報酬を得るには、より長い期間、数量の大きな注文を行う必要がある。またスプレッドの小ささも評価されるという。最初に報酬としてプールされているのは、1万5000ドル(約158万円)相当のXEMだ。
今後Hummingbotについてや流動性マイニングに関する質問に答えるため、AMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)の開催について発表を行う予定。ツイッターの「@NEMOfficial」のアカウント宛で質問を募集している。
また近日中に参加方法などの説明動画も公開するという。