仮想通貨ネムとSymbol、開発のロードマップ公開
ネムとSymbolがロードマップを公開
暗号資産(仮想通貨)のネム(XEM)と、先月メインネットをローンチしたSymbol(XYM)について、開発のロードマップ(計画書)が公開された。
Symbolはネムの新たなブロックチェーンだが、既存のブロックチェーン「NIS1」は今後も稼働を継続。今回発表されたロードマップは両方のブロックチェーンに関する開発プランだ。
ロードマップでは、今後の計画を以下の3つに分類。各開発のスケジュールは記載されておらず、「Andromeda」や「Perseus」のようにまだ明らかにされていない内容も含む。
- モザイク(トークン)やマーケットプレイス等
- ウォレット、ソフトウェア開発キット(SDK)、エクスプローラー
- ロールアップ、リフレッシュ、リサーチ
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今後は、Symbolのブロックチェーン上でモザイクの売買を可能にする分散型取引所の開発、モザイクやウォレットの機能の拡充、複数のプログラミング言語に対応したSDKの提供などを予定する。
Symbolのローンチ後は現在までに、NFT(非代替性トークン)の分散型プラットフォーム「NEMBER ART」のテストネットローンチや、スケーラビリティが高いブロックチェーンのエコシステムを構築する「Fantom Foundation」とのパートナーシップ締結などを発表。新たに発行されたXYMトークンについては、バイナンスなど大手取引所への上場が待たれる。
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