仮想通貨ネムのSymbol、DeFi分野を強化 Fantom Foundationと連携

Symbolの提携発表

暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)の大型アップデート「Symbol」が、スケーラビリティが高いブロックチェーンのエコシステムを構築する「Fantom Foundation」と、パートナーシップを締結したことが分かった。

具体的な取り組みの発表は現時点では行われていないが、今回のパートナーシップで、より容易にSymbolのエコシステムがDeFi(分散型金融)に参加できるようになるとしている。

Fantom Foundationは、民主的で効率性の高い未来を作るために、インフラを構築している組織だ。公式ホームページでは、「我々はブロックチェーンの開発者であり、ブロックチェーンを統合する組織」と紹介。スケーラビリティと分散性、安全性を兼ね備えたサービスを提供するため、組織の技術を採用するパートナーと連携を行っている。

現在構築中の「Fantom」は、複数のブロックチェーンのネットワークで、スケーラビリティの高い台帳サービスを企業らに提供する。Fantomを活用すると、組織や企業、個人が、業界をまたいで利用できる分散型アプリケーション(dApps)を開発できるようになるとしており、Symbolもこのブロックチェーンネットワークの1つに加わると見られる。

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NEM・SymbolとDeFi

今月メインネットがローンチしたSymbolは、以前からDeFiの重要性が高まっていることを認識している。組織がDeFiへ参入する際に大きな障壁になる課題を、Symbolが解決できると主張してきた。

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また仮想通貨をDeFiのサービスで活用できるユースケースも生まれている。今月は海外の仮想通貨取引所Bitrueが、新通貨Symbol(XYM)のイールドファーミングを開始したことを発表。

「DeFi」というBitrueのプロダクトで、XEMもしくはBitrue Coin(BTR)が預けられると、最大年利60%のXYMを報酬として受け取ることができる。XEMの投資家が更なるXYMを得ることを可能にするBitrue独自の仕組みだ。

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著者:K.Kobayashi

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