コインチェックIEO第一弾「Palette Token」実施確定へ 6分で目標金額の9億円到達
IEO実施確定
コインチェックは2日、日本初のIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」において、2021年7月1日より購入申込みを開始したPalette Tokenについて、開始6分で申込金額の総額が調達目標金額の「9億3,150万円」を突破したことを発表した。
IEOとは
IEO(Initial Exchange Offering)による資金調達は、国内初の試み。
IEOとは、企業やプロジェクト等がユーティリティ・トークンを電子的に発行することで、資金調達を行う仕組みであるICO(Initial Coin Offering)の中でも、暗号資産取引所が主体となってプロジェクト審査、およびトークン販売を行うモデルだ。
従来のICO(イニシャル・コイン・オファリング)と比較して、仮想通貨取引所の審査を経ていることからプロジェクトの信頼性が向上するほか、新規上場を前提とした調達支援となることから流動性も担保されやすいメリットがある。
販売内容
パレットトークンの総発行枚数は10億枚。内23%にあたる2.3億PLTが、1PLT=4.05円で販売される。 最小単元は1口1,000PLT(4,050円)となり、販売手数料は8%かかる。申込上限口数は2,400口(約1,000万円)だ。
今回のIEOでは、ミニマムキャップが設けられており、申込総額が6億900万円に満たない場合「不成立」となる仕組みだったが、無事実施されることが確定した。
Palette Token IEOの申し込みには仮想通貨取引所コインチェックの口座開設が必要だ。1日より購入申し込みを開始しており、7月15日 18:00まで引き続き受付けている。(先着順ではなく、ランダム抽選)
Palette Tokenの購入権抽選は20日に行われ、コインチェックへの上場は27日を予定している。
口座開設
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します