「CryptoPunks」95億円の出来高、Visaの購入発表で需要急増
CryptoPunksの需要急増
23日に米決済大手Visa社が人気NFT(非代替性トークン)の『CryptoPunks#7610』を1,650万円(15万ドル)相当で購入したニュースを受け、300枚以上のCryptoPunksが新たに買われたことがわかった。
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Visaによる購入の事例がCryptoPunksの需要を刺激したか、VISAの発表後から執筆まで約10時間で、95億円に相当するCryptoPunksが売買された。CryptoSlamのデータによると、出来高は日曜日の39枚から、331枚の数に急増しているという。
また、CryptoPunksの公式サイトLarva Labsの価格トラッカーによると、現在購入可能のCryptoPunksの中で最も価格の安いのは、66.66ETH(2,400万円)だ。
Visa社の参入
Visa社は昨日、8月18日に仮想通貨カストディ銀行Anchorageを通して、一枚のCryptoPunkを49.5ETHで購入したことを発表した。
購入の背景について、同社のクリプト部門の責任者であるCuy Sheffield氏は、インターネットスペースにおけるデジタル財産の所有権を主張する方法は今までなかったが、「NFTは、デジタルメディアの出所、真正性、所有権を証明するために使用できる」と語っている。(より詳しい内容はこちら 。)
CryptoPunksとは
Larva Labsが発行する人気NFTシリーズ。発行数は10,000で限られており、全ての個体が独特の異なる外見を持つ。イーサリアムブロックチェーン上で所有権の証明を行う。
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