米ロビンフッド、仮想通貨の積立投資機能を開始

ロビンフッド、積立投資サービス提供へ

米人気投資アプリのロビンフッドは8日、暗号資産(仮想通貨)関連の積立サービスを開始すると発表。設定した時期に仮想通貨の定期購入を可能にすることで、ドルコスト平均法の導入が容易となる。

ロビンフッドは積立購入の利点として、投資コストの平均化を挙げ、仮想通貨銘柄が乱高下してもリスクが少なる点を指摘。最小1ドルから、毎日、毎週、隔週、または毎月の定期購入額を設定できる。

分散投資を行なった場合と一度に大量購入したシナリオを例に挙げ、ドルコスト平均法で投資を行なった場合、平均購入額は一括投資した際よりも低くなりやすい傾向を紹介した。

出典:Robinhood

ドルコスト平均法(DCA)とは

一定期間ごとに一定の金額で同じ金融資産を買い続ける投資手法。一度に全額を投資しないため、長期的な投資リスクの分散化などのメリットが見込まれる。

▶️仮想通貨用語集

関連:即実践できる、相場に左右されない積立投資|ドルコスト平均法とは

また、ロビンフッド社は他のプラットフォームと違い、定期購入する際でも追加の取引手数料が発生しないと説明。金融の民主化という企業理念を推進するため、今月から徐々に全ての顧客にたいして同サービスを提供していくことを明らかにした。

なお、ニューヨーク州の居住者は積立サービスの対象外となる。

ロビンフッドで売買が可能な銘柄は以下の通り。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコインSV(BSV)
  • ドージコイン(DOGE)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ライトコイン(LTC)

仮想通貨の積立投資

このような積立投資、または定期購入サービスを提供している仮想通貨取引所は少なくない。

米国をはじめとする海外ではすでにコインベースやFTXがすでに同様のサービスを提供。また、バイナンスも今週6日、類似した新機能「Binance Recurring Buy」をリリースしたばかりだ。

国内取引所でもbitFlyerやGMOコイン、コインチェックなどが積立投資機能を提供している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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