Volt Equityのビットコイン関連ETF、米SECが承認

「Volt Crypto Industry Revolution and Tech ETF」

米SEC(証券取引委員会)は暗号資産(仮想通貨)業界関連のETF(上場投資信託)を新たに承認したことがわかった。

承認されたのは、「Volt Crypto Industry Revolution and Tech ETF」というもので、米資産管理会社Volt EquityとTech ETFが共同で提供する。

ETFのポートフォリオの80%は、ビットコイン(BTC)を多く保有する企業(MicroStrategy社など)、またはマイニング設備を建設、あるいはビットコインマイニングから収益を得ている企業(Marathon社など)の株式で運用し、残りの20%はリスク軽減として一般の株式に投資。また、このETFはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する予定だ。

関連米SEC、3つの仮想通貨・ブロックチェーン関連ETFを承認

先週、SECはVolt Equityの「Volt Bitcoin Revolution ETF」を承認した。こちらでは、ビットコインを保有する企業の株式のパフォーマンスを追うもので、最大で25%のポートフォリオをMicroStrategyに分配し、ほかにPayPalやテスラ、スクエア、コインベースも組成銘柄としているが、ツイッター社やMarathonはポートフォリオから外している。

ETFとは

「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。ビットコインやイーサリアムのETFがローンチされている国もあるが、米国では申請が承認された事例はない。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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