人気マンガ「魔法使いの嫁」NFTフィギュア、パレットチェーンで発行
「魔法使いの嫁」3DフィギュアのNFT発行へ
NFT事業を運営する株式会社Hashpaletteは26日、株式会社Link-U・株式会社マッグガーデン・MAG HUB PTE. LTD.と連携し、人気マンガ「魔法使いの嫁」3DフィギュアのNFTをパレット(PLT)チェーン上で発行することを発表した。
「Mugen ARt」で販売
HashpaletteはLink-Uと連携し、2020年5月よりマンガコンテンツのNFT(非代替性トークン)を自社プラットフォームで販売、マンガ領域のNFT流通に取り組んできた。
今回の取り組みでは、コミック専門出版社マッグガーデンが出版する「魔法使いの嫁」の3Dフィギュアを、Hashpaletteが開発したNFTに特化したブロックチェーン、パレット上で発行。MAG HUBが提供するAR-NFTプラットフォーム「Mugen ARt」で販売する予定だ。
ヤマザキコレ氏作「魔法使いの嫁」は、ファンタジーコミックとして2013年に連載開始され、2015年には数々の漫画賞を受賞。TVアニメ化、舞台化も果たしており、コミックスは累計650万部以上発行された。
パレットはマンガ・アニメ・音楽などの日本発コンテンツを世界に発信するコンソーシアム型ブロックチェーンプラットフォームであり、NFT技術を活用したコンテンツの流通に最適化されたブロックチェーンネットワーク。
IP(知的財産)分野で利用シーン拡大を図るため、積極的に提携やコラボを実現している。
7月にはブロックチェーンプロジェクトIOSTとパートナーシップを締結。ネットワークの共同運営やIP分野の拡大での協力していくこと、クロスチェーンを検討していくことを明かしていた。
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11月には人気アイドルグループSKE48のNFTトレカの発行・販売を行う株式会社coinbookと提携。coinbookの運営する「NFTex」の開発をサポートするほか、音楽・アニメ領域を中心に日本を代表するエンターテイメントコンテンツのNFT化を共同推進するとした。
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さらに同月24日、凸版印刷、KDDI、NTTドコモ、HashPort、ディーカレットの4社は「デジタル通貨フォーラムNFT分科会」の設立を発表し、パレットチェーンを使ったデジタル通貨の実証実験を検討すると説明していた。
また、パレットチェーン上で発行されるパレットトークンは、暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが今年7月に、他の国内取引所に先駆け提供開始したIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)サービス「Coincheck IEO」により初めて上場している。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します