adidas Originalsがメタバースに本腰、Bored Apeとコラボ
adidas Originals X Bored Ape
大手スポーツ・ファッションブランドのadidas Originalsは3日、人気NFT(非代替性トークン)「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」とのコラボを発表した。
adidas OriginalsはBAYCとのコラボレーションがメタバース(仮想空間)への本格参入の一環とし、今回はクリプトアートマーケットプレイス「Punks Comics」と業界投資家の「Gmoney氏」とも提携する。
adidas Originalsはこのコラボレーションに際し、Twitterプロフィールに「adidas Originals」やPunks Comicsのロゴがつく特別のBored Apeの画像を掲載。
また、BAYCらとの提携について、アディダスは公式オンラインショップのサイトに、メタバースの特設ページを設けて、「CONFIRMEDアプリ」から特集のコンテンツにアクセスできるQRコードも掲載している。
関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説
adidas Originalsは最近、NFT・仮想通貨業界への参入を匂わせていた。11月17日にNFTの技術を活用した認定書「POAP」を発行し、同23日にはメタバースの「The Sandbox」で土地を確保したことを明かした。また、11月25日に、仮想通貨取引所コインベースとの提携も発表した。
関連:adidas Originals、米コインベースと提携
また、Bored Apeについては、エイベックスの松浦勝人CEOのTwitterプロフィールにBored Apeの1作品が掲載されたことも話題となった。
関連:エイベックス松浦CEO、Twitterアイコンに高額NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」掲載
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します