イーサリアムクラシックがCoinbaseの上場発表で暴騰
- ETCがCoinbase上場発表で暴騰
- 米大手取引所Coinbaseがイーサリアムクラシックを上場を予定していることを発表しました。
- ETCとは
- プロジェクト「The DAO」のハッキング事件によるハードフォークで分裂した、大元のイーサリアム。 ハードフォークが実行される際、非中央集権的な暗号通貨を目指すとして一部の人達がハードフォークを拒否したことで新しく生まれた。
ETCがCoinbaseへ上場予定
米大手取引所Coinbaseがイーサリアムクラシックを上場を予定していることを同社ブログにて発表しました。
Coinbaseは、ETCの上場のための技術的プロセスを行い、完了次第、正式な上場日程と取引開始日をブログとツイッターで公表する予定です。
この発表の影響でETCの価格が暴騰、他の仮想通貨も前日までの相場から反転する中でも、際立つ高騰をしています。
BinanceにETCとBNB・USDTペア追加
Binanceでも同タイミングで、ETCとBNB・USDTペアの追加を発表しました。
新規上場ではないものの、取引高で世界1位を争う取引所ということもあり、価格高騰を後押しするファンダ要因となっています。
USDTペアの追加の市場への影響の理由は、以下の記事で解説しています。
CoinPostの参考記事
CoinbaseのサービスにETCがサポートされる影響は
この内容に関して、同社ブログにて以下の様に記載しています。
1.Coinbase Custody(保管管理サービス):保管管理サービスチームはETCの入出金機能を追加する予定。
2.Coinbase Markets :マーケットのチームは取引サポートに加え、もし十分な流動性ができれば、「プロ」と「プライム」の両方で取引が可能となる。
3.Coinbase Pro・Prime:イーサリアムが、2016にハードフォークした後、プラットフォームにETCの残高が入っている場合、また2017年1月までに出金ができなかった顧客は同額のETCが付与される。
4.Coinbase Asset Management:コインベースマーケットに上場している全ての資産はコインベースインデックスにも追加され、コインベースインデックスファンドはETCを含め、調整。
5.Coinbase:コインベースは、プロとプライムがETCを上場した後、同アセットを上場させます。また、流動性、価格や安定性などの要素を慎重に評価してからコインベースプラットフォームに上場することを検討します。最後に、コインベースマーケットへの上場でコインベースも同様なことを行うとは保証できません。
Coinbaseの日本進出計画
正しい規制下の元、厳しい管理体制を敷いていることで信頼されるCoinbaseは、日本の三菱UFJと連携し、日本の金融庁に登録申請、また許可され次第日本進出を予定しています。
仮想通貨交換業の登録は、年内に申請を予定しています。
現在の金融庁の厳格な規制への取り組みから、海外業者の登録は難しいという声も多く聞こえるものの、三菱との連携や、金融庁の問題視する資産の管理体制を考えると、事業者登録の許可が下りる可能性も十分に考えることができます。
CoinPostの参考記事
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します