仮想通貨取引所FTX、NEARとLUNAの上場投票を実施

ユーザーによる上場投票

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは4日、NEARとLUNAの上場におけるユーザー投票を開始した。多く投票が集まった方のトークンが同取引所に上場することになる。

投票対象はNEARとLUNAの2銘柄。Near Protocolが開発するブロックチェーン「NEAR」は、イーサリアム(ETH)などと同様にレイヤー1(一層目)のブロックチェーンで、コンセンサスの仕組みにはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用。スケーラビリティ課題を解決するために「シャード」という複数のチェーンを稼働させる仕組みを導入している。LUNAはコスモスネットワーク(COSMOS)に対応する分散型決済ネットワーク「テラ(Terra)」のネイティブトークンで、ステーブルコインUSTや合成資産の発行で利用されている。

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FTXが実施する投票の対象となるのは、プラットフォームトークンFTTの保有者のみ。FTTの残高が25以上だと1票、100以上だと2票、そして1,000以上だと6票分の投票権が付与される。また、FTTをステーキングしている場合は、ボーナス票が得られる。投票は2月12日まで可能だ。

FTXは最近、イーサリアムやソラナ(SOL)以外のネットワークへの接続オプションを増やしている。取引所が銘柄の現物取引を提供することで、ユーザーはそれぞれのネットワークを使って入出金することが可能になる。FTXはここ2ヶ月、ポリゴン(MATIC)やアバランチ(AVAX)への対応を開始した。

追記:今回の投票で当選したのはLUNAだ。

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