はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

高速ブロックチェーン「アバランチ」、賞金総額6億円のハッカソン開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

賞金総額6億円以上

暗号資産(仮想通貨)投資企業のAvatar VenturesとDoraHacksは1日、高速ブロックチェーン「アバランチ(AVAX)」のハッカソン開始を発表した。

「ハッカソン」は、ハッキングとマラソンを組み合わせたIT用語。ハッカソン期間中は、アバランチのコンセンサス及びdApps(分散型アプリケーション)構築について理解を深めるためのワークショップ(グループ学習会)も開催される。

ハッカソン終了後、アバランチ・アジアは審査員団と協力し、プロジェクトを支援するフォローアップ・インキュベーション(創業支援サービス)のための優秀なプロジェクトを選出する。

ハッカソンイベントは、2022年2月1日から3月末まで開催される。賞金総額は500万ドル(約6億円)以上で、賞金の9割は以下の6部門からそれぞれ10のプロジェクトに配当される。

  • DeFi
  • メタバース
  • NFT
  • GameFi
  • インフラ・ツーリング
  • ウェブ3.0

アバランチ公式ハッカソン:https://hackerlink.io/grant/avalanche

スポンサー

スポンサーにはAVATAR(Avalanche Asia Star Fund)、Blizzard Fundをはじめ、A&T、NGC、SNZなど多数の投資ファンドが参加。さらに、ハッカソンの勝者プロジェクトは賞金のほか、アバランチ・エコシステムのトッププロジェクトや取引所、メディアと連携して、プロジェクトの拡大でサポートを受け取ることができる。

また、賞金総額の内、50万ドル(5,700万円)はQuadratic Funding(二次ファンディング)を採用する形でプロジェクトに還元される。同システムでは、コミュニティーの投票数に応じて、プロジェクトの受け取る賞金額が変動する仕組みとなっている。

Quadratic Fundingとは

二次(Quadratic)ファンディングは民主的に資金を配当するクラウドファンディングの一種。コミュニティーからの資金調達などに応じて、企業や投資家から集めたより大きな資金プールの資金が配当される仕組み。

▶️仮想通貨用語集

イベントを共催するのは高速L1ブロックチェーン「アバランチ」のエコシステム発展を目指すブロックチェーン投資企業のAvatarと国際的なハッカソン・オーガナイザーDoraHacks。Avatarは投資家とリサーチャー、コンピューター科学者から構成されており、ウェブ3.0領域に着目している。

今回、ウェブ3.0エコシステムを支援するDoraHacksと連携することで、アバランチ経済圏のデベロッパーらのアイデアや開発を促進する狙いがある。DoraHacksコミュニティでは、これまでに2000を超えるプロジェクトが、世界中の支援者から1500万ドル(17億円)以上の助成金や寄付を集め、世界中の152ヶ国から10万人以上の月間アクティブユーザーを有した実績がある。

アバランチとは

アバランチは、高速処理時間を誇るスマートコントラクト・プラットフォーム。Time-to-Finalityの測定ではブロックチェーン業界で最速。取引手数料も低コストであることから、イーサリアムの対抗馬「イーサリアム・キラー」の一種として注目を集めている。

アバランチ公式ハッカソン:https://hackerlink.io/grant/avalanche

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧