アルファロメオ、NFT活用へ
メンテなどをNFTに記録
イタリアの高級自動車メーカー「アルファロメオ」は8日、NFT(非代替性トークン)を利用し、新型モデルのメンテナンス記録を追跡、保存することを発表した。
対象となる最初のモデルは23年モデルの「Alfa Romeo Tonale」というSUV車。メンテナンスの記録をNFTに保存し、トラッキングする取り組みは自動車メーカーとして初事例のようだ。
認定ディーラーでメンテナンスのサービスを受ければ、専用NFTが発行される仕組みとなるという。
アルファロメオのマーケティング責任者Francesco Calcara氏は発表で「デジタル化は我が社の進化の鍵になる」、「NFTはアルファロメオ自動車の剰余価値を維持してくれる」とコメントした。
自動車メーカーがNFTなどの先端技術を取り入れるような事例は他にもある。先日、同じイタリアの高級自動車メーカーの「フェラーリ」は決算説明会でNFT(非代替性トークン)やブロックチェーン技術について関心を示す場面が見られた。フェラーリのVigna CEOは「ブロックチェーンを利用するWeb3.0技術やNFTは我々にとって関心のある分野でもある」と言及した。
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