仮想通貨取引所FTX、最大1,000億円規模の慈善基金をローンチ

サムCEOが主要出資者に

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは28日、人類の未来を改善するために、最大で1,150億円規模となる慈善基金「FTX Future Fund」をローンチすることを発表した。

この基金はFTXのサム・バンクマン・フリードCEOがこれまで提唱してきた「効果的利他主義」をもとに、AI(人工知能)の普及を安全に促進したり、生化学的災害のリスクを抑制したり、選挙制度の改善を提唱したり、世界の貧困問題のソリューションを開発したりするさまざまな分野のプロジェクトに出資する。公式側は38の対象リストを羅列している。

出資額については今年は少なくとも100億円を要件を満たしたプロジェクトに分配予定。原則としては1,150億円(10億ドル)を今年の最大の出資額とする。また、資金を主に提供するのは、FTXのサム氏(通称)だという。

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FTX Future Fundはすでにプロジェクトが申請するページを開設。また、どのようなプロジェクトに投資するべきかについてアイデアを提供する人に約58万円の賞金を提供するコンペも開催している。

FTXはこれまで環境問題などの分野で約12億円を関連団体に寄付してきた。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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