米CME、個人投資家向けのBTC・ETHオプションを提供予定

仮想通貨のマイクロオプション提供へ

米大手デリバティブ取引所CME(シカゴマーカンタイル取引所)は1日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のマイクロオプション取引の提供予定を発表した。

取扱いの予定日は3月28日。個人投資家でもアクセスしやすいようにオプションの最小ロットを通常のオプションの1/10とする。CMEのビットコイン及びイーサリアムオプション取引は先物契約で決済されるもので、通常のビットコイン先物取引の最小ロットが5BTCであるため、大口投資家や機関投資家が主な顧客だったが、リテール向けに開放されることになる。

CMEは2020年1月にビットコインのオプション取引をローンチし、これまで約520万の契約(2,600万BTC)が取引されていたという。

一方、イーサリアムオプションに関してはビットコインと異なり、通常サイズのものはなく、今回が初めてのオプション取引の提供となる。また、CMEは昨年12月に、マイクロイーサリアム先物取引をローンチした経緯がある。

関連CMEイーサリアム先物とは|主な特徴や市場参加者について元プロトレーダーが解説

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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