前澤友作氏、バスキア作品をオークションへ ビットコインやイーサリアムでも支払い可能

予想落札価格は約80億円以上

オークションハウスのフィリップスは28日、株式会社スタートトゥデイの前澤友作 代表取締役が保有する、芸術家ジャン=ミシェル・バスキア氏の作品「Untitled」がオークションに出品されることを発表した。

予想落札価格は7,000万ドル (約80億円)以上。暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)による支払いにも対応する。

今回のオークションは5月18日に米ニューヨークで実施予定。「Untitled」は幅5メートルの絵画で、バスキア氏の作品のなかでも象徴的な作品の一つ。前澤代表取締役は2016年に本作を5730万ドル(約62億円)で落札していた。

今回の「Untitled」の出品について、前澤代表取締役は以下のようにコメントした。

この「Untitled」と過ごした約6年間は、幸せで刺激的な忘れられない時間となりました。アートコレクションとは、自身の成長・変化と共に、常に進化を続け、なるべく多くの人々に共有されるべきものだと信じています。

この素晴らしい作品が次の持ち主へと受け継がれ、世界中の人々に楽しんでもらえることを心より願っています。そしてまた、進化を続ける私のアートコレクションを、近い将来完成予定の私の美術館で皆さまにお披露目できることを楽しみにしております。

フィリップスは、1796年にイギリスで設立。20世紀および21世紀美術・デザイン分野に特化した、美術品売買のプラットフォームを提供しているオークションハウスだ。

同社のオークションは、米ニューヨークのほかロンドンやジュネーブなどでも開催。21年4月には、自己複製されるNFT(非代替性トークン)340万ドル(約3.7億円)で落札されていた。

関連:「自己複製するNFT」4億円超で落札、老舗オークションハウス「フィリップス」

宇宙からNFT発行

前澤代表取締役は21年に宇宙旅行を行った際、宇宙からNFTの発行を行ったことで知られている。

作品名は「Rendevous」。発行には国内のエンターテイメント領域に特化したブロックチェーン・プロジェクト、パレットが採用されていた。

関連:世界初 前澤友作氏が宇宙NFTを発行、「パレット」ブロックチェーン採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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