宇宙からNFT発行
先週、ISS(宇宙国際ステーション)へ旅立った株式会社スタートトゥデイの前澤友作 代表取締役は16日、宇宙からNFT(非代替性トークン)を発行したことを発表した。
宇宙でNFTが発行されるのは世界初の事例。発行には国内ブロックチェーン・プロジェクトのパレットを採用し、関連会社の株式会社ARTTODAYがプロデュースしている。
宇宙で撮った初めての写真をNFTにしました。
— 前澤友作┃いま宇宙にいるよ (@yousuck2020) December 16, 2021
作品タイトルは「Rendezvous(ランデブー)」
宇宙から発行された世界初のNFTです。https://t.co/yRTS9N32lb
今回NFT化されたのは前澤氏が自身のスマホでISSへのドッキング中に撮影した写真。ソユーズ宇宙船の窓からカリブ海のプエルトリコを上空から捉えた。
作品名は「Rendevous」となっており、12月8日に撮影されたものとなっている。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。
ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。
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また、NFT発行に際しては、エンターテインメント領域に特化したNFT専用のブロックチェーン「「パレット(Palette)」を採用。NFTのプロデュースは株式会社HashPaletteの吉田世博代表取締役CEOがZOZO創業者の前澤氏と共同出資する株式会社ARTTODAYが手がけた。
先週8日頃に前澤氏は地上から400km上空に建設された宇宙国際ステーションに到着。宇宙からのSNS配信やYoutube動画を更新していた。
宇宙なう pic.twitter.com/A9vnUZTKJ5
— 前澤友作┃いま宇宙にいるよ (@yousuck2020) December 9, 2021
また、HashPalleteと親会社の株式会社HashPortは先週10日にロゴリニューアルやオフィス移転などを発表したばかり。HashPaletteも「Hashpalette」から社名を変更していた。
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Pallete(パレット)とは
パレットは日本発のデジタルコンテンツ(NFT)の発行・管理・流通に特化したブロックチェーンネットワーク。ユーティリティトークンであるパレットトークン(PLT)は7月29日に、コインチェックに上場。
国内初のIEO(Initial Exchange Offering)プロジェクトとしてトークンセールは約6分で目標金額(約9億円)を達成するなど、大きく注目を集めた。
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