Braveがキャンペーン発表、高級NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」など用意
総額50万ドル相当の懸賞を配布へ
インターネットブラウザBraveは8日、独自の暗号資産(仮想通貨)ウォレットのモバイルおよびPC版実装を記念したキャンペーン開催を発表した。総額50万ドル(5800万円)分の仮想通貨や25万ドル相当のNFT(非代替性トークン)を配布する。
当選者には、特別なゴールデンチケットNFTがウォレットにドロップされ、その後1週間以内に賞品を受け取ることができるという。
ただし、残念ながらキャンペーン対象者は、18歳以上の米国居住者(米国ユーザー)のみということだ。Braveウォレットを開設し、ウォレット機能内で利用できるトークン・スワップを利用すると参加できる。
コンテストは日本時間8日17時より開始し、15日5時まで続く。大当たりは以下の通り、人気NFT(非代替性トークン)シリーズなどが含まれている。
- Lazy Lion
- World of Women
- Pudgy Penguin
- Bored Ape Yacht Club(BAYC)
NFT以外にもイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、Braveの独自通貨であるベーシック・アテンション・トークン(BAT)も配布する予定。当選者のウォレットには「金のチケット」が送付される。
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懸賞品として配布されるNFTはいずれもOpenSeaでも上位のプロジェクト。特に、Bored Ape Yacht Club(BAYC)は執筆時点では1400万円に相当する49ETHの価値を持つ。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームのキャラクターやアイテム、音楽など幅広い領域で技術が活用されている。
米デジタルアーティストBeepleのNFT作品が高額で落札され、注目を集めるきっかけとなった。
▶️仮想通貨用語集
Brave Walletとは
Brave WalletはインターネットブラウザBraveが21年11月にリリースしたブラウザ内蔵型の仮想通貨ウォレット。仮想通貨以外にもNFTを保管できるほか、仮想通貨のスワップ機能も対応している。
ブラウザに内蔵されているため、メタマスク(Metamask)とは違い、プラウザの拡張機能を追加する必要がない。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します