【速報】bitFlyerHD、投資ファンドが買収か=日経

bitFlyer Holdings、投資ファンドが買収か

国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerの親会社であるbitFlyer Holdingsが、アジアの投資ファンドACA Groupにより買収される可能性が浮上した。特報として日本経済新聞が報じた。

報道によれば、bitFlyerの共同設立者である小宮山峰史氏や積水ハウスなどが売却に交渉を進め、過半数の株式取得で大筋合意。株式の評価額は最大450億円の評価額で株式売却に動き、5割以上の株式を確保する方向で動いているという。

一方、bitFlyerの創立者で同社の株式40%を保有する加納裕三氏はCoinPostに対してACAグループによる買収について「何も知らなかった」とコメント。SNSでも「未上場企業の大株主への敵対的買収」とコメントしている。

また、bitFlyer Holdingsの広報関係者はCoinPostの取材に対し、「現時点で何も決まった事実はありません」とコメントしている。

ACAグループは日本とシンガポールを拠点に置くアジアでの投資事業を手がける投資ファンド。過去にはアジア圏の医療やEC系の企業に投資してきたほか、国内では「築地銀だこ」などの株式会社ホットランドやブックオフコーポレーション株式会社に戦略投資を行なってきた経緯がある。

国内取引所の海外企業買収

最近では、日本国内で暗号資産交換業者として金融庁の登録を得ている企業の買収事例が目立つ。

2月には大手仮想通貨取引所FTXの親会社であるFTX Trading Limitedが国内取引所Liquidの親会社であるLiquid Groupの買収を表明。3月末時点で契約は締結に至っており、FTXの国内ユーザーは「Liquid by FTX」に移管していく方針だ。

関連:国内仮想通貨取引所Liquid、4月より「FTX Japan」に社名変更

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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