FTX Japanに社名変更
国内暗号資産(仮想通貨)取引所Liquid(リキッド)は25日、4月1日より社名変更を行う方針を発表した。変更する名称は以下の通り。
会社名
- 旧:QUOINE株式会社
- 新:FTX Japan株式会社
サービス名
- 旧:Liquid by Quoine
- 新:Liquid by FTX
なお、ログイン情報および資産は全て自動的にLiquid by FTXへと引き継がれる予定。また、FTX Japan株式会社による新サービス「FTX Japan」も近日中に公開することを明らかにした。
Liquidとは
LiquidはQUOINE株式会社が手掛ける暗号資産交換業者。2014年に設立された老舗の仮想通貨取引所の1つだ。
執筆時点の取り扱い銘柄は以下の通り。現物取引やデリバティブ取引なども提供する。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- FTXトークン(FTT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- XRP(XRP)
- ベーシック・アテンション・トークン(BAT)
- ステラ・ルーメン(XLM)
- ライトコイン(LTC)
- QASH(QASH)
大手仮想通貨取引所FTXの親会社であるFTX Trading Limitedは2月2日にQuoin株式会社の親会社であるLiquid Group Incの買収を発表。「日本の規制に準拠した形で、日本の利用者向けの仮想通貨取引サービス提供」を目指す方向を示しており、今後はFTXの日本ユーザーもQuoineに移管していくことがわかっていた。
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既存のFTXアカウントを持つ日本居住者のユーザーについては、3月29日午後10時までにFTX Japan(Quoine)への移管作業を行う必要があるため、留意したいところだ。
追記:移管の数日延期
FTXは3月31日、顧客宛てのメールで、Quoineへの移管を2022年4月4日に延期と伝えている。