アニモカブランズが米自動車ドリフト競技と提携、新作NFTゲームを展開へ
公式NFTを獲得可能
香港のWeb3.0大手企業アニモカブランズ(以下アニモカ)は14日、モータースポーツ「フォーミュラ・ドリフト」との提携を発表。ドリフトを題材にしたブロックチェーンNFTゲーム「Torque Drift 2」の開発を明かした。
今回の発表は、アニモカと、同社の子会社でゲーム企業のGrease Monkey Gamesが共同で実施した。
「フォーミュラ・ドリフト」は、2004年から行われている競技。市販車を改造した車でドリフト(車を滑らせる動き)を行い、審査での得点を競う。日本で開催されるフォーミュラ・ドリフト ジャパンも存在する。
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「Torque Drift 2」は、前作Torque Driftの続編。「プレイアブル」なNFT(非代替性トークン)に対応するほか、遊んで稼ぐ(Play-to-Earn)の仕組みやNFTマーケットプレイスでのデジタルアイテム取引などにも対応するという。
また発表では、本作を通して「フォーミュラ・ドリフト」関連の公式NFTを獲得したり、取引可能なことも告知されている。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。
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エコシステムに組み込み
「Torque Drift 2」は、アモニカが運営する、ブロックチェーンレースゲーム向けのエコシステム「REVV Motorsport」に組み込まれる予定だ。
同エコシステムには、独自トークン「REVV」が実装されており、使用することでアイテム購入に使用できる。本作以外にも、「REVV Racing」「MotoGP™ Ignition」「Formula E: High Voltage」が、プラットフォームに含まれている。
なおアニモカは、22年3月に、Formula 1の公式ライセンスを取得したブロックチェーンゲーム「F1® Delta Time」のサービス終了を告知した。ライセンスの更新が行えなかったのが、終了理由とされる。関連するNFTアセットの所有者には、交換オプションが提供された。
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