サザビーズがポルカドット(DOT)決済に初対応、ジェネレーティブアートNFTのオークションで

サザビーズがポルカドット決済に初対応

老舗オークションハウスのサザビーズで現在開催中のアートNFT(非代替性トークン)のオークションで、ポルカドット(DOT)を含む暗号資産(仮想通貨)の決済に対応することが分かった。

サザビーズ ニューヨークで4月19日から4月26日(日本時間)まで開催されるオークション「Natively Digital 1.3: Generative Art」は、ジェネレーティブアートNFTに焦点を当てたイベントの第3弾。ジェネレーティブアートは60年代に勃興したジャンルで、コンピューターワークで表現した模様や物体の質感を作品に取り入れている。本オークションでは、当時活躍したパイオニアや最新NFTアーティストによる、アートNFTやNFTに紐づく実物作品が出品されている。

仮想通貨の支払いが可能な作品は専用ラベルが表示されており、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ステーブルコイン(USDC)、ポルカドット(DOT)から選択できる。サザビーズは以下の仮想通貨取引所やカストディ(保管)企業に紐づくアカウントからの支払いのみ受け入れる。

  • コインベース・カストディ
  • コインベース
  • フィデリティデジタルアセットサービス(FDAS)
  • ジェミニ・トラスト
  • パクソス・トラスト

関連:老舗オークションハウス「サザビーズ」、2021年にNFTで100億円以上を売り上げる

サザビーズのNFTオークション

サザビーズが初めてNFTの販売を行ったのは21年4月。デジタルアーティストPakのNFTを扱い、3,000人の購入者から計1,680万ドル(約19億円)を売り上げた。その他にもサザビーズは「Bored Ape Yacht Club」を始めとした人気NFTコレクションのオークションを実施しており、21年のNFTの累計販売額は1億ドル(約114億円)に達していた。

昨年10月にサザビーズは、同社の専門家がキュレートするNFTコレクションを販売するプラットフォーム「サザビーズメタバース(Sotheby’s Metaverse)」を立ち上げた。サザビーズメタバースでは、法定通貨のほかイーサリアム、ビットコイン、ステーブルコインUSDCによる決済も可能だ。

関連:サザビーズ、「CryptoPunks」計100点以上を競売予定

関連自民党NFTチームのホワイトペーパーが部会で承認、NFTを「Web3の起爆剤」と定義

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

コメントしてBTCを貰おう

合わせて読みたい注目記事

新着ニュースをチェック

速報

新着記事

人気記事ランキング