Astar Network(ASTR)のDEX「ArthSwap」、アクセラレーション・プロジェクト「ArthShot」始動
「ArthShot」でAstar Networkを支援
Astar Network(ASTR)基盤の大手DEX(分散型取引所)ArthSwapは20日、独自のアクセラレーション・プロジェクト「ArthShot」のローンチを発表した。
ArthSwapは、Astar Networkのインキュベーション・プログラムを卒業し、独自の新プロジェクト設立を開始した。
開発段階にあるAstar Networkエコシステム(生態系)のプロジェクトを複数支援していくことで、現在TVLで2,600億円(20億ドル)を超えるAstarの規模をさらに発展させる狙いがある。TVL(Total Value Locked)は、DeFiプロトコルへ預入れされた仮想通貨資産の総ロック額を指す。
また、ArthSwap上で全てのAstar関連銘柄を取り扱う上で、各サービスを以下の分野でサポートしていく。
- 戦略構築
- マーケティング
- コミュニティー・マネジメント
- シード期の資金調達
- IDO
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今後のロードマップ
IDOを終えたArthSwapは、今後ARSWトークンに様々なユーティリティを計画中だ。一例として、ARSWトークンを用いることでArthShotに採択されたプロトコルの独自トークンをIDO前に入手可能にすることなども検討している。
また、ArthSwapはより多くのdAppsと共にAstarエコシステムの中核を担うべく、ArthShotへのエントリー募集を開始。ArthShotに採択されなかった場合でも、ArthSwapでの上場やIDO、流動性プールの作成など様々な面での支援を積極的に実施する方向だと説明している。
エントリーを希望するプロジェクトは以下のURLからアンケートに回答できる。
ArthSwapのIDO第2弾
また、同プロジェクトの下、サポートする最初のプラットフォームが「Starlay Finance」となることを明らかにした。ArthShotのサポートを受けるとともに、ArthSwap上で実施するIDO(Initial DEX Offering)の第2弾として4月28日にトークンセールを行う形となる。
Starlay Finance(スターレイ・ファイナンス)は22年2月にローンチしたばかりのレンディングプラットフォーム。サービス開始から2ヶ月足らずでポルカドット(DOT)エコシステムでは最大のDeFi(分散型金融)プロトコルに成長している。
IDOの対象となるのは同プラットフォームのネイティブ・ガバナンストークンであるLAY。先着順で1LAY=約20円(0.15ドル)の固定額でトークンセールを行う。詳細は以下の通りだ。
- 対象銘柄:LAYトークン
- 開始日時:4月28日20時(日本時間)
- 販売量:500万LAY(全供給量の0.5%)
- トークン価格:1LAY=約20円(0.15ドル)
- 対応銘柄:USDC、USDT、ASTR
Astar Network圏内のDEX(分散型取引所)ArthSwapは4月に独自のIDOローンチパッドを発表したばかり。第一弾として独自のユーティリティトークン「ARSW」のトークンセールは、開始から2分で完売に達する反響を見せた。
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