漫画「左ききのエレン」NFT2点が計830万円で売却、落札者の1人はAstar渡辺氏

Astar Networkでの最高額

ブロックチェーンゲームなどを手掛けるdouble jump.tokyo株式会社は25日、漫画「左ききのエレン」のNFT(非代替性トークン)アート2点が、合計で約830万円(332,300ASTR)で落札されたと発表した。

これらのNFTアートは先日、NFTマーケットプレイス「tofuNFT」に出品されていたもの。「tofuNFT」は、BNBチェーンおよび、Polygon network上で稼働する分散型NFTマーケットで、日本発のAstar Network(ASTR)にも対応している。

「左ききのエレン」は、ストリートアートを題材にした漫画だ。今回出品されたNFT「チェルシーの夜」と「黒い化物」は、作中の登場人物、山岸エレンが描いたという設定。NFTの発行にはAstar Networkが使用されており、決済にも暗号資産(仮想通貨)ASTRが採用された。

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落札価格は「チェルシーの夜」が200,000ASTR(約500万円)、「黒い化物」が132,300ASTR(約330万円)だ。発表によると、「チェルシーの夜」の価格は、Astar Network史上最高額であるという。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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スピンオフ漫画出演の権利

「黒い化物」を落札したのは、Astar Networkの創業者、渡辺創太氏。「チェルシーの夜」はDAO(分散型自律組織)Astar Degensが最終的な落札者となった。

両NFTには、落札者が「左ききのエレン」のスピンオフ漫画「THROW UP A DEUCE(後編)」に出演できる特典が設定されており、渡辺氏とAstar Degensが、何らかの形で作品に登場するとみられる。

今回のオークションに利用された「Astar Network」は、日本発のパブリックブロックチェーン。昨年末に、異なるブロックチェーンの相互運用を実現するポルカドット(DOT)のネットワークに接続するための枠を勝ち取った。「dApp Staking」と呼ばれる、開発者に報酬を与えるシステムが採用されている。

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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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