Dragonflyの840億円仮想通貨ファンド、米名門大なども参加
アイビー・リーグなども参加
暗号資産(仮想通貨)投資企業Dragonfly Capitalは27日、新規大型ファンドで840億円を調達したことを発表した。
新規ファンド「Dragonfly Ventures III」に参加しているのは、大手VCのTiger GlobalとKKRとSequoia China、及び米アイビー・リーグに所属する複数の大学だという。アイビー・リーグは、ブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学の8つの私立名門大から構成される米国の私立大学連合だ。
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Dragonflyの新規ファンドは、Web3.0(分散型ウェブ)プロジェクトを開発する起業家らを支援するもので、出資だけでなく、プロトコル開発やガバナンスにも関わっていくものだ。
今回のファンドに関しては、Dragonflyが今年の1月に570億円規模として調達する予定としていたが、当初の目標金額を大幅に上回る形になった。
Dragonflyは2018年にローンチされた仮想通貨業界のVCで、これまでテラ(LUNA)、ニア(NEAR)、1inch、アバランチ(AVAX)、Anchorage、bybit、celo、コンパウンド(COMP)、コスモス(ATOM)など様々な企業やプロトコルに投資してきた。
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します