30億円を調達
国内ブロックチェーンゲーム企業の「double jump.tokyo」は27日、約30億円の資金調達に成功したことを発表した。IP(知的財産権)を活用したゲームの共同開発や組織体制の強化を図る見込みだ。
今回の資金調達は、特定の第三者に株式を有償で引き受けてもらうことで資金を調達する「第三者割当増資」という形式で実施。以下の企業・VCが引受先となった。
- Access Ventures
- Amber Group
- Arriba Studio
- Circle Ventures
- Com2uS Group
- 電通ベンチャーズ
- Fenbushi Capital
- Infinity Ventures Crypto
- JAFCO
- Jump Crypto
- Next Web capital
- PKO Investments
- Polygon Ventures
- Protocol Labs
- Wemade
- Z Venture Capital Corporation
double jump.tokyoは、調達した資金をパートナー企業とのIPを活用したブロックチェーンゲームの開発・支援のほか、人材採用や組織体制の強化に投資すると説明。
代表取締役兼CEOを務める上野広伸氏は、以下のようにコメントをしている。
今回の資金調達は、黎明期からブロックチェーンゲームおよびIPを活用したNFT(非代替性トークン)コンテンツで、地道に国内最大規模の実績を積み重ねてきたことへの評価と期待の現れと受け止めています。
調達いたしました30億円は、大手ゲーム会社とのIPを活用したブロックチェーンゲームの共同開発への投資を中心に、その基盤となるプロダクトや提携企業/DAO(分散型自立組織)プロジェクトに投資し、マスアダプション期を迎えるブロックチェーンゲーム市場において弊社グループをより強力に成長させて参ります。
double jump.tokyoの動向
double jump.tokyoは、2018年4月に設立したブロックチェーンゲーム開発専業会社。これまで開発してきた作品としては、世界No.1を記録した「マイクリプトヒーローズ(マイクリ)」に加えて、「ブレイブ フロンティア ヒーローズ」や「マイクリプトサーガ(マイサガ)」といったゲームがある。
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また、その他にも、ゲーム・NFT(非代替性トークン)サービスの開発支援プラットフォーム「NFT PLUS+」や、Web3領域の事業を行う上で必要な製品を揃えたビジネスツールセット「N Suite」といった企業向けのサービスも提供している。
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また、同社はこれまでに、大手ゲーム会社の「バンダイナムコ」や「セガ」、「スクウェア・エニックス」に加えて、独自ブロックチェーンを発行する国内最大手SNS企業の「LINE」や、大手ゲームギルドの「YGG Japan」とのパートナーシップを発表。最近では、躍進する国内発ブロックチェーンの「Astar Network(ASTR)」との提携も発表するなど、業界トップの実績を誇っている。
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